MIsaO Lab.

Moi dix Moisとかのライブレポがあったりなかったりします。

Le dixième anniversaire Live 2011〜2012 哲学の破片 〜第三章 異相領域〜 at LIQUIDROOM


Rev.1(セトリ+α)→Rev.2(アリプロ・モワの感想追加)→Rev.3(総評追加)

#moidixmois に #aliproject の異相領域からビーフやらチーズケーキ食べて帰宅(美味しかった)。 マリス・モワの次の音楽遍歴がアリプロ、の為か最後にMana様がアリカさんをエスコートして並び立ったときに胸いっぱいというか充足感というか予期せぬ感情に包まれてました。しかし両ユニットにセッションできるような曲はないと思ってたけど、Immortal〜withアリカさんで終わるとは予想外だったぜ!Seth+アリカさんの2ショットもなんだかほっこり。
posted at 23:44:14 2012年02月26日(日)
(自分のtwitterより)

ALI PROJECT
1.愛と誠 
2.聖少女領域
3.黙示録前戯
4.暗黒天国 
5.暗黒サイケデリック
6.夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。
7.亡國覚醒カタルシス
8.凶夢伝染


(MC)>2,3回くらいあったけどまとめて



【感想】(ALI PROJECT ver.)
・アリカさんの衣装は白中心のドレス。刺繍が施されたボンネットとか銀のロングヘアに赤薔薇?ついてたりとか
ものすごいボリュームのあるスカートとか。ノースリーブで、コルセットで締めてたっけ。
片倉さんは背中に大きな髑髏がついた黒のジャケット。
・今日のセトリはローゼンなど『薔薇架刑』+最新シングル『凶夢伝染』をメインに来るかと思ってましたが全く外れてました。
ここ数年のアルバムから少しずつ選曲された感あり。
暗黒シリーズは予想外…と思ったけど幾分かモワを意識した選曲ってことでしょうか?
ただこの2曲が収録されているCDのジャケ写がそれぞれ鮮やか過ぎて全然暗黒のイメージがないぜ。
・1曲目から大和ソング『愛と誠』で『阿修羅姫』とどっちだっけ?って思ってしまったのは内緒。
「ミッキー!」って声が飛んだ時にダンサーさんの名前だっけ?と悩んでしまったのも内緒>片倉さんです
・2曲目は『聖少女領域』で、続けて自分が聞き始めた頃の曲がきて懐かしかった。
・メンバー紹介、ダンサーは他にも居るが、今日の2名の他は「忘れてきました」とアリカさん。
自分で自分に「ミッキー!」と声援を送る殿(片倉さん)に後ろを向いていたアリカさんが吹く。
・捌ける時にミッキーが最前の方々と握手。



Moi dix Mois
SE.In paradisum
1.The Seventh Veil
2.Metaphysical
3.Witchcraft
4.Divine Place
5.Sanctum Regnum
6.The SECT
(MC)
7.Pendulum
8.Dead Scape
9.Ange -D side holy wings-
10.deus ex machina
11.Immortal Madness(with アリカさん)


【感想】(Moi dix Mois ver.)
アリプロが色んなアルバムから選曲してきたのに対し、モワディスは「Metaphysical」「deus ex machina」「Immortal Madness」以外は
すべて最新アルバム「D+SECT」からの選曲。対照的。
・衣装は8月以来の、公式HPに載っている10周年記念?衣装。
Mana様の髪がかったり、SethやKに赤く長い三つ編みのエクステが付いてたり、
Kは更に前髪があったり、Sugiyaは全体的に髪が伸びてたり。
ここんとこイレギュラーな衣装が続いてましたが、やはり公式HPのTOPに載ってるだけあって締まる感じ。
Mana様は青髪が衣装に合ってた。
・The Seventh Veilの終わりのジャーン♪(他に表現方法はないのか)が無く無音になって
Seth「我々が、Moi dix Moisだ!」
・「The SECT」の冒頭はSethのフリーテンポなアカペラ。たっぷりといい声を響かせてました。
その他「Metaphysical」のヘドバンなど所々キレのある良い動き。
・「Sanctum Regnum」はいつも以上に丁寧だった(気がする)。
・次回は「3/24 第四章 生誕典礼祭 at LIQUIDROOM」の告知。
アリプロと被ってる!と皆思ったに違いない。
・「東京!まだまだいけるよなー!?」のKが最初ポツポツと喋り始めた時、照明が暗く、「下から懐中電灯で照らした」状態になり会場から悲鳴
・上記の煽り、叫ぶ客にK的には手応えを感じたがMana様からヽ~ノ`・ω・´)ちっちっ、とNGが入り
もう一回レスポンスをやり直し。Mana様今度はd(`・ω・´)グッ!のリアクション。
…赤ブリを思い出すやり取り。
・MCでは地鳴りのような、地下にいるようなイメージのBGMが流れる。
・「Pendulum」で色々SEが増えていたような(気がする)。音のバランスを変えたのだろうか?
・「Dead Scape」、1番はSethとSugiyaが背中合わせでSugiyaニコニコ、2番はMana様と背中合わせでまたもやSugiyaニコニコ。
Seth、KがHayatoに向き合うスリーショットもあり(よく見えなかったけど)。
・その他上手と下手を行き来するMana様とKが向かい合ったり、
下手に来たSethがMana様と絡みたそうに目線を送ってたけどMana様は客席に集中してて機を何回か逃していたようだったが、
どこかの曲でやっと背中合わせに肩を寄せ合ってて、よかったねSeth的な気持ちになる(この段落は多分に私情が含まれます)
・「deus ex machina」、いつも立ち上がってるHayatoだが今日は更に椅子の上にも立ってた(気がする)。
間奏では高い位置にあるシンバル(クラッシュシンバル?)を左右一つずつ思い切り鳴らしたりとかなりアグレッシブ。
今回の位置はドラムがよく"刺さって"聞こえた。一ステージ終えてきたとは思えない冴えたプレイでした。しかもこの後もあったとか?
・「Immortal Madness」は中盤のMCで「鍵となる」と語っていた「dix field!」
途中でアリカさんを呼び込み(Mana様エスコート)、二人でセンターに進み出る。
二人して白く、下半身にボリュームのある衣装なトコが何となくお揃い。
・最後にSethとアリカさんが中央に並び立ち、もっかい「dix field!」。
身長的にいい2ショットでした(いい意味で)。


【総括】
・ステージで演奏されるのは主に鍵盤やバイオリンで、軽やかな音色が飛び交うALI PROJECTと、
弦楽器や鍵盤楽器が多分に含まれるものの、基本は重厚なバンドサウンドで押していくMoi dix Moisでは
全く…とは言わないまでもだいぶ音楽性が異なると思うので、
親和性の高い曲を演奏というよりはそれぞれいつも通りのステージングになるのかなと独りごちてましたが
(いつも通りのステージングを私が語れないアリプロはともかく)モワディスについては実質1曲目が「The Seventh Veil」で、
幕開けに相応しい曲が来たーーー!と心の中でガッツポーズしてました。
・D+SECTを中心にディープな曲が続き、MCのSEもひたすらダークな感じで(時に和やかさを交えつつ)、MdMの良いところが
ギュッと詰まったセトリだったと感じました。
・最前だった知人によると、「dix field!」の時にアリカさんはモニターに足を掛けていたとか。
・そんな感じで「Immortal Madness」の後アリカさんが見送られつつ退場、続けてMdMメンバーが捌け、Mana様が捌け、
照明が落ち賛美歌SEが流れ……しばらく流れ……てると思ったら客電が付きいつものSEが鳴り、前の方のお客さんがザワザワし始めた。
どうもこれで終わりらしく「えぇーうそーもう終わり−!?」の声がちらほらと。
・両ユニット共に10曲くらいと踏んでいたので曲数的にはまぁこんなもんかなと思ってましたが(のでアリプロの方はやや短いかな?という印象)、
「Immortal Madness」といえばライブの役割的に、「中盤過ぎに行われる、本編ラストに向けて客を煽る曲」という位置に落ち着いてるので
煽られて上がったボルテージの行き場の無さがこの戸惑いの元でしょうか。
・まぁそこんとこはMana様も知ってか知らずか、ライブ直後のブログに下記のように綴っています。

さぁ
次は、3月24日、生誕典礼祭!
たっぷりと10年目奇跡の時間を過ごしましょう。
http://manamonologue.blog16.fc2.com/blog-entry-248.html † 化学反応 より

…この「たっぷりと」に深い意味を感じずにはいられません。
イヤ私だけかね。



・さて次回は来月ということで、2ヶ月連続ライブだーくらいに最初は軽く考えておりましたが
よくよく考えれば10周年という節目のライブでしたね。
2002年3月19日にMana様の前のサイト「Monologue†Theater」がオープンし、同年7月には渋谷AXでMoi dix Moisの初ライブ。夏の晴れた日で暑かったです。
・サイトで多少「Dialogue Symphonie」のイントロが流れた以外は全く未知の音楽性でしたが、
本番で5〜6曲聴いて「やっぱMana様の曲だなー」ということで全く戸惑いもなくMoi dix Moisの活動を追いかけ始め、
途中メンバーが増えたり変わったりすることに若干不安もありましたが…今はご覧の通りです。
魔導集会第三夜の頃の魔導書を見るに、当時はまだメンバーを都度入れ替えて行く構想が残ってたようですが、気づくと丸6年も同じメンバーで活動していますね。
小学校に入学した生徒が卒業するくらいの、あるいは中学生でややブカブカの制服を着た男子が精悍になって高校を卒業するくらいの年月です(どんな例えだ)。
ともかくそれくらいの年月を経て熟したMoi dix Moisの10周年ライブに期待!!です。