MIsaO Lab.

Moi dix Moisとかのライブレポがあったりなかったりします。

真夜中のシルヴプレ #5(1997/11/9)

Guest:神谷明さん(声優)
* オープニング *



BGM『プルミエ ラムール』

Gackt「こんばんは、いよいよ始まりました。『真夜中のシルヴプレ』です。MALICE MIZERのボーカルのGacktです」

Kami「今日は2時間しか寝てなくて、テンションの高いKamiです。
・・・ちゃんちゃんこ


(即座に)Kozi「コーダシャーミンです。」
Gackt「(笑)・・・ちょっと待って」

Kozi「コンバンワ。」

Gackt「(笑)色々ハガキ・・・」

Kami「たくさん来てますよね」

Kozi「コーダシャーミンにね」

Gackt「(笑)・・・聞いてる人、わっかんないよ」

Kami「たくさん手紙が来てて、ボク達嬉しいです」

Gackt「ハイハイ・・・あの、たくさんもっと、下さい」

Kami「お願いします」

Kozi「よろしく」

Gackt「あの、面白い内容のハガキを」

Kami「そうですね」

Gackt「色々あったら、結構楽しめるんで」

Kami「ハイ、というわけで」

Gackt「ハガキ募集しております。あて先は・・・(略)それで一曲目、聞いてください。『au revoir』」


♪『au revoir』


ケンシロウ「ア〜タタタタタァ!!ホォ〜トァア!!

7百8ある***秘功の内、MALICE MIZERを突いた!

**はもう、終わっている・・・」

>**は「お前」ではなかったと思う


BGM『北斗の拳』のテーマ

Gackt「・・・いや、凄い嬉しい」

神谷「いやあのね、MALICE MIZERの皆さんが、何やらラジオドラマをやるという計画をね、
建てているというのを嗅ぎ付けまして、今日はですね、その上で必要な事をお教えしようとやってまいりました」


Gackt「凄い嬉しい、ドキッとしたよ」

Kozi「俺もね、秘功突かれましたよ、今」

神谷「(笑)・・・狙い通り!」

Kozi「もうYou are shock!って感じ」

神谷「もうね、とにかくずーっとね、隠れていたんです、今日は」

Kami「そうなんすか、どっかのドラマの方が来てくれたのかと思って」

神谷「いやいやいや・・・今日、白い上着着てますからね、ハイ」

Gackt「嬉しいです」

神谷「というわけで、改めまして神谷明でございます、どうも始めまして〜」

一同「始めまして〜」

Kozi「こ、Koziです」

Kami「Kamiです」

Gackt「Gacktです」

神谷「よろしくお願いしま〜す」

一同「お願いします」

Gackt「大変嬉しいです」
神谷「ホントに?」

Gackt「凄い嬉しいです」

Kozi「俺始めビックリしたよ〜」

Kami「え、『北斗の拳』流れてる時に思ったのが、何か言わなくちゃいけないのかなって思って、

色んなことが頭で回ってそう、ドアからいきなり走ってくるじゃないすか、殴られるのかなと思って」

一同「(笑)」

Kozi「俺一瞬クリスタルキング来たのかなと思って」

Gackt「声いいですね〜」

神谷「いやいやいや。ま、商売道具ですから」>神谷さんずーっと笑いっぱなしです

Gackt「凄いですね〜」

神谷「うん。でもいつもあの、こういう感じで番組をやってらっしゃるんですね」

Gackt「そうですね。・・・もう全然関係ないですけど、北斗の拳始まった時に、

あの***>センペイサウザン??って聞こえる(汗)やったの覚えてます?」

神谷「あ、覚えてますよ」

Gackt「あの人のマネずっとやってたんですよ」

神谷「(爆笑)・・・そうなんだ、あのね、僕の知り合いでもね、

例えば、ラオウファンとかね、レイファンとかね。ケンシロウファンじゃなくて」


Gackt「ラオウさんの声やってる方って**さんの声やってる方ですよね?」

神谷「そうなんですよね(笑)」

Gackt「出てきたときに**さんの声で、どうしてもそのイメージが・・・」
神谷「(笑)・・・あの人の話とかも入ってくるんでしょ?あの声ですから。

何かねもうね、パァーッとこう、スタジオの通路が明るくなる感じ?

僕ら、歩く『エレクトリック・パレード』って言ってるんですけど。内海賢二さん、先輩なんですけどね」

Kami「もう、ホント嬉しいですよ」

神谷「口数が妙に少ないですよ、ラジオなんですから、喋ってください(笑)」

Kami「・・・キン肉マンの真似・・・真似じゃなくて(笑)」

一同「(笑)」

Kami「キン肉マンの人ですよね」

神谷「キン肉マンであり、ケンシロウであるんだよね。ワッツ、ダァ〜!

一同「おお!(驚く)」

キン肉マン「ラジオの前の正義の諸君、MALICE MIZERの番組に
キンちゃん来ちゃったぞ〜」


Kozi「うわぁ〜」

Kami「おお〜!(興奮)」

一同「凄い凄い!(拍手)おお〜」

神谷「いきなりホラ、声を変えなきゃいけないじゃないですか」

Kami「(喜々として)じゃもしかして、シティハンターの・・・何でしたっけ」

神谷「リョウちゃん」

Kami「冴羽獠・・・」
冴羽「いやいや香!」

一同「おおっ!!」

冴羽「リョウちゃんもMALICE MIZERとも一緒に居て、男のくせにモッコリ〜しちゃった(笑)」

一同「(笑)・・・おお〜(拍手)」

Gackt「凄い凄い!」

神谷「1つ1つの声・・・ホント、自分で今も何だか・・・随分、違うよねぇ」

Gackt「・・・ホント、凄い」

神谷「いえいえ」

Kozi「ガクもできるじゃん」

Gackt「何?」

Kozi「セイラさんの・・・」

神谷「(笑)やってよ〜」

Kami「ガンダムの真似してるんですよ。キャラの真似・・・」

Gackt「(照)いやいやいいって、いいって」

Kami「やってっ」

Gackt「(笑)・・・ガンダム知ってます?」

神谷「知ってるけど、あの〜出た事は無い」

Gackt「あのあれだ、カイ・シデンって人ね、いるんですよ。もうマニアックなんですけど、ガンキャノン乗ってる人なんですけど」

神谷「(笑)ガンキャノンすか」

Gackt「わかります?あれのね、セリフで。もう、すごい気に入ったセリフがあったんです。これは僕使えるな〜と思って」

カイ「セイラさん、愛してるよ!」
Gackt「(笑)・・・っていうのがあって」

神谷「(笑)・・・っ、感じ感じ」

Gackt「似てますか?」

神谷「ウンウンウンウン。はぁそう〜。だって俺なんかも昔ね、

もう・・・何年前だろう、30年まではいかないんだけど、でも25年くらい前に、

『ゼロテスター』っていう番組があってそれに出てて、で悪役がね、凄く楽しそうで、

家弓家正さん、家の弓の、家が正しいってというふうにね、書く方なんだけど、その人が、あのアーマノイドって悪役やってて、

ッフン!小賢しい地球人め。これが好きで」


一同「(笑)」

神谷「悪役をやる時は是非コレをっていうんで、あの、昔プリンプリン物語っていう」

Kozi「見てましたよ」

神谷「やってましたね。んでルチションってのいたでしょう、

Kozi「ええ」

神谷「オッホッホッホ、私がルチション〜〜だ!知能指数は千っ、三百!!」

Kozi「ほお〜」

神谷「でその時に、その先輩のをパクったの」

Kami「あ、そっからオリジナルが生まれた」

神谷「でやっぱりほら、真似るって、なんか芝居の基本のような感じがして」

Gackt「わかります・・・いや〜、何かねメチャメチャドキドキしてて、いやね嬉しいです、ホントに」

神谷「でね今日は、来週実は、一緒にドラマをやりたいと思うので、

ちょっとそのお勉強を、軽く皆さんと一緒にやってみたい、という風に思うんですけれど。早口言葉って知ってます?」


Gackt「わかります」

神谷「どんなのあります?知ってます?」

Kami「生麦」

神谷「生米、生卵」

Kami「隣のキャキは・・・(笑)」

神谷「(笑)柿は客を食わないよ、まあありますがね、

じゃあ生麦、生米、生卵、この早口言葉をとちらずに、上手に言う方法ってのを僕発見したんですよ。

でこれはね、まず平板、要するに同じ音の高さで言うんですよ。

生麦生米生卵〜♪


一同「(笑)」

神谷「ね、そうすると言えるんですよ。じゃ、ご一緒に。いいですか?僕が最初に言いますから」

Kami「あ、そのキーの高さでやればいいんですか?」

Gackt「ハモってもいいんですか?」

神谷「いやハモってもいいですよ。どのくらいの・・・このキー、高い?」

Gackt「いや、かなり高いですから・・・(笑)」

神谷「あっじゃあ、生麦生米生卵〜♪この位でいいですか?」

Gackt「ハイ。」

神谷「いきます。生麦生米生卵〜♪ハイ!」

一同「生麦生米生卵〜♪(笑)」
神谷「(笑)さすがミュージシャンだな〜、ちゃんとね音楽的に処理してるという、

そういう感じがします。これがね、まず平板法。

これはね、この放送を聞いている声優になりたいというね、もし人がいたら是非活用して欲しいんだけど、

あの、早口言葉っていうのは、それは早く言えるに越した事はないんだけど、

実はキチンと喋るための材料なんですよ。

で言えない人って、もう自分で何ていうのかな、劣等感持っちゃって、もうダメだ!って思っちゃうでしょ。

そうじゃなくて、何しろゆっくり言いつつだんだん早くしていくってのが一番大事で。

だからこの平板流にやると、絶対早く言えないんですよ。絶対早く言えないですよ。

言えます?生麦*!+”・・・」

Kami「生麦生米生卵〜」

神谷「おお、結構いい、結構いい。これは早い方。

だけど普通に平板に言いなさいって言うと、割とゆっくりになるんですよ。

それからもう1つ、キャラクター法ってのがあるんです。で、俺なんかがキン肉マンやってるとき、

キン肉マンでセリフ言うとあんまりとちんなかった、だから」

キン肉マン「生麦生米生卵〜」

神谷「とか言ってると、とちんないんですよ」


一同「(笑)」

神谷「そうすると、とちんないのね。で、じゃあキャラクターを付けてやろう。

で、普通キャラクター、まあキン肉マン・・・あ、キン肉マンでやろうか、潰す声って出ます?

フガァ、ガァ!


Kami「それそれ!

Gackt「Kami上手いな」

Kami「ウン、上手い!(笑)」

神谷「で、生麦生米生卵っ

Kami「じゃあまず、デーモンのマネをします
>デーモン真似してます


神谷「上手い上手い!」

Kami「生麦生米、生卵〜フハハハハ!どう?」

神谷「どうして上手いんだ、こんなに!俺友達になってあげる」

Kami「(笑)あ、そうなんですか」

神谷「(笑)ほ、ほ、本人より良く似てる・・・って良く分かんないけど。(笑)あっ、上手だね」

Kami「セイラさんの声もやるんですよ(笑)」

Gackt「(笑)噛むって」

Kami「なんで〜」

神谷「そう、キャラクター法ってそういうことだから、キャラクターを作って

ちょっとセイラさんで生麦生米生卵って」


Gackt「いや、セイラさんは出来ないですよ」

Kami「じゃあ、シャアの声で」

Gackt「勘弁してよ〜(笑)出来ない出来ない、そんなん難しいよ」

神谷「じゃあ何か、例えばキャラクターをイメージして」

Gackt「どういう風にやったらいいんですか?」

神谷「例えば犬とか猫・・・」

Gackt「い・・・犬ですか(笑)?」

神谷「カエルとかアヒルとか」

Gackt「そんなのあるんですか?」

神谷「おじいちゃんおばあちゃん」

Gackt「じゃあ犬で・・・」

神谷「犬。生麦生米生卵ッ!皆同じになっちゃうな(笑)」

一同「(笑)」

Kami「(笑)それキン肉マンじゃないですか」

神谷「キン肉マンどっちかっていうと犬のイメージで。・・・何かそういう感じ。
やって下さい」


Kami「できんじゃないの、Gacktのマネで」

神谷「何が?」

Kami「・・・生麦

Gackt「(笑)」

Kozi「んんちょっと、早口になんないよ」

神谷「だ、だから早口にいう必要ないんです。とにかく。キチンと言って」

((間))

Kozi「うんうん」

Kami「生麦、な、なまご・・・」

Kozi「ガキタマね?」>ガキタマって??

Kami「ガキタマ」

Kozi「ガキタマね〜」

Kami「あ、つぶやき(シロ―)の真似もできんじゃん」

Gackt「ああ、つぶやきで」

Kozi「あ、つぶやきでぃ〜」

神谷「ああ、その方が面白いじゃんね」

Kozi「・・・・・・ナマムギ・・・何、訛ってんの、
・・・ナマゴメ


Kami「(笑)ハイ、ハイ・・・Q!」

Kozi「・・・・・・ナマムギナマゴメ、ナマタマゴ・・ン

一同「(笑)」

神谷「あの、彼はどっちかって言うとホラ、口空きがあまり大きくないから、

そういう意味では、今みたいに噛む、感じがするんだけど、

でもイントネーションだけ利用すればちゃんと言えるんだよね」


Kozi「さっきのハズしちゃったね」

神谷「(爆笑)・・・なんでこんな上手いの、ねえ」

Kami「1人で***な男がいるからね、何かやらした方がいいと思う」

Gackt「(笑)いやいや・・・もうね、圧倒されちゃって」

神谷「ほんでもってね、あの〜あともう1つあるの。これちょっとね恥ずかしいから、

1人でやりたくないんだけど。やってみるけど、”はっけよいのこった法”って言うの」


Kami「相撲好きですよ、僕」

神谷「おっ!お相撲さんの呼び出しの声。あの〜行司さんの。」

一同「(笑)」

神谷「いやいや、やってくれ」

Gackt「俺相撲見ないから分かんない」

Kami「(笑)またまた〜」

神谷「貴乃花を、紹介してください」

Kami「・・・いやいや、ちょっと待ってくださいよ」

神谷「え?」

Kami「う、できないっすね(笑)」

神谷「この後、貴〜乃〜〜花〜〜ァ〜ってのあるでしょ?」

Kami「あ、それ何か能に近いものありますね」

神谷「うんうんうん。で、あの〜このメロディーっていうかイントネーションって

やっぱり昔から、江戸時代からの物だと思うんですよ。

で、早口言葉で、たとえば”ういろおり”っての僕らよく勉強するんですけど」


Gackt「な、何ですか?」

神谷「”ういろおり”。歌舞伎のね、出し物で、アナウンサーや役者が必ず1度は

勉強するっていう、まあお手本があるんですよ。で、それなんかにも早口言葉がいっぱいあって、

例えば”武具馬具、武具馬具、三武具馬具、合わせて武具馬具、六武具馬具”とか、

”来るわ来るわ何が来る、荒野の山のおくけら小僧”とか、あるんですよ」


Gackt「え・・・”ブグ”?」

神谷「”武具馬具”」

Gackt「”武具馬具、武具馬具ミブム・・・グ?」

神谷「”三武具馬具”」

Gackt「”三武具馬具”?」

神谷「うん。”合わせて武具馬具”」

Gackt「”合わせて武具馬具、六武具馬具”?」

神谷「うん、そうそうそうそう。で、これを僕らは普通に言っちゃうじゃない、現代人だから。

ところが昔の人ってのは、ああいう節を付けて言ってたんですよ。

だからじゃあ、節を付けてやれば言いやすいんじゃないかと思って、それでやったら言いやすかったんですよ。

だから、生ッ麦〜生ッ米〜生たま〜ご〜位やるんですよ。

これはもう・・・ちょっと、顔伏せてしまいましたけど・・・誰もやってくんない(笑)!で、」


神谷「え、じゃあもっとオーバーに」

神谷「うん。よくイベントなんかで、やるんですけど、

”1人にしないで下さい(切実)”っつってみんなでやるんですけど、ちょっとこう、面白いものがありますよ〜」


Kami「ホントに〜?」

神谷「でね、あの〜もう1つ今日はお勉強したいんですけど、これはね、そんな難しくないんですよ。

”ありがとう”って言葉あるじゃないすか?で、”ありがとう”ってのは感謝を表す言葉なんだけど、

いつもそうとは限んないんですよ。例えば、あの〜普通にプレゼントを貰って」


Gackt「ああ〜それ、やらされました」
神谷「ねぇ。”ありがとう”。やってみて下さい、普通に。”ありがとう”」

Gackt「”ありがとう”」

神谷「え、う、(驚きつつ)”アリガト”それホントに普通なの?嬉しいんだよ?」

Gackt「いえもう、普通ですよ」

神谷「え、じゃあもっとオーバーに」

Gackt「”ありがとう”」>あまり変化ナシ

神谷「え、ウンウン。。。じゃあ、もう大感激、感激屋」

Kami「メルスィ〜♪」

一同「(笑)」

Gackt「(笑)スイマセン」

神谷「ちょっちょっと(笑)だから、フランス語じゃなくて英語で・・・」

Kami「センキュー」

一同「(笑)」

Kami「いや英語って言いましたよね」

神谷「あ、言いましたね。・・・日本語で」

Gackt「”ありがとう”」>ちょっと低音ボイスに

神谷「っ何だよ、カッコつけてんじゃ〜ん(笑)!・・・”アリガトウ”
”ありがとぉ〜っ!”あああ、谷村新司になっちゃったよ。”ありがとぉ〜!”」


Gackt「でもホントに嬉しかったら、ありがとうって言わないかもしれない」

Kami「マ〜ジ!?・・・な感じです」

神谷「(笑)何だそれ!?そう、そういう風に言う。

うん。で、そういう時に、でも、やっぱりうわぁ〜嬉しいぜ!っていう感じはあるよね?」


Kami「顔に出るんですよね、俺。言葉じゃなくて。俺の場合は」

神谷「うんうんうんうん。一応、今笑ってんだよね、今・・・

実はあの、ラジオお聞きの皆さん、顔はものすごく笑ってます(笑)

でも、出てくる言葉はそうでも無いんだよな」


Kami「ハイ・・・(笑)」>デーモン風に

神谷「(爆笑)・・・勉強にも何もなってねーじゃねーか、っていう感じなんだけど(笑)

で、よくさ、皮肉を言われる事ってあるじゃん?”キミ達の演奏、素晴らしかったよ”とかさ(笑)」


一同「(笑)」

Gackt「(笑)そんなこと言う人いないですよ」

神谷「(笑)例えば!そういう時にさ、コノヤロ〜と思っても、一応”ありがとう”って言う・・・ね。

それはさ、決して感謝じゃないんだよ。言葉としては”ありがとう”なわけでしょ?そういう時ってさ、どんな態度とる?」


Gackt「僕ですか?殴っちゃうかもしれない」

神谷「(笑)ダメッ・・・だから、言葉で!殴り飛ばしたいぐらいの勢いっていうか」

Gackt「あ〜どうなんでしょうね〜」

神谷「じゃ、言うから。”キミ達の今日の演奏、良かったよ〜(皮肉気に)”」

Gackt「・・・”ありがとう”」>ホンのちょっと固め

神谷「・・・うん。じゃ、続いて。行くよ?
”今日の演奏、あ〜良かったな〜”」


Kami「あ、あ、”ありがとう”」>極フツーに(笑)

神谷「(笑)ダメだよそれじゃ、ダメだって!だからそういう時は、美川憲一でやらなきゃいけないんですよ」

Kami「”アリガト”」美川憲一

神谷「(笑)それそれそれ!ね?だから”ありがと”って言ってるんだけど

気持ちは無いよという。”アリガト”>こちらも美川憲一こういう風に言って・・・

うんそう、上手いじゃん。やってたでしょ?」


一同「(笑)」

神谷「”もっと真ん中歩きなさいよ”とか、だからね、でも、まあ、来週やるドラマは、時代劇」

Kami「大好きです」

神谷「用意致しました。ええ。え〜悪代官みたいなのが出てきたり」

Gackt「ああもう、こうなったらやるしかないか・・・(笑)」

神谷「ええ〜ちゃんと用意しました、ホントに(笑)

楽しんでやってもらいたいと思いますけれども、ええ・・・お芝居の経験は?」


Kami「僕達、まあファーストデビューアルバムで、

・・・アルバムじゃない、シングルで(笑)、まあ一応無声映画みたいなの作ってきて、演劇的なものを」


Gackt「セリフがないんですけど・・・演技で、表情だけで30分のを、作ったんですよ、プロモーションビデオ」

Kami「ビデオっていうか、ちょっと映画とビデオの間くらいのものを」

神谷「うんうんうんうん。いやでも、表現するって意味では同じは同じなんだよね」

Gackt「そうですね」

神谷「うん。だから、まあキン肉マンの気持ちになって演奏はしないだろうけれども、

でも例えば思いっきりカッコよく魅せるとか、聞かせるとかっていうことってあるんじゃない?」


Gackt「う〜ん、どうなんだろ・・・カッコよく魅せるっていうのは考えた事無いかもしれない」

神谷「普段演奏している時って、どんなこと考えてるの?」

Gackt「演奏してる時ですか?」

神谷「ステージなんかで」

Gackt「いやみんなパート違いますけど、僕だったらその曲の主人公いますよね、

その曲の配役・・・脇役の人いますよね、登場人物のセリフになってしまったりとか、

あとストーリーテラーみたいに喋ったりとか、僕がこうリンクしているような曲だったら、

ホントに僕の気持ちを、そのまま・・・」

神谷「そうだよね、そうだよね」

Gackt「色々パターンがあります」

神谷「だからその辺の所ってのは、役者と同じだと思うんだよね?

だから、まあラジオってのは個人だからそれこそ役ではないけれども、色々な歌によって役があるよね?」


Gackt「分かります」

神谷「で、それによってこう、変えていくっていう・・・

そういうまた、楽しさっていうかこの歌はこういう風に伝えてやろう、とかさ」


Gackt「いや〜もうホント、奥深い・・・」

神谷「(照笑)何言ってんの、何言ってんの」

Gackt「(笑)ホントに・・・聞いてる人は一体この状況が分かってないかもしれない」

神谷「(笑)分かってない感じね」

Gackt「いや〜でも僕感動しました、ホントに・・・いや〜こんな近くでキン肉マンが聞けるなんて・・・ホントに(笑)」

神谷「(笑)見てたんでしょ?」

Gackt「キン肉マンですか?う〜ん、再放送かなんかで見てたかもしんない」

神谷「は〜そうなんだ、うんうんうん」

Kozi「小学生の頃流行ったよね、消しゴム」

神谷「集めた?」

Kozi「集めましたねぇ・・・キン消し

神谷「何かねえ、あれねえ、値上がりしてるんだって(笑)」

Kozi「あ、そうなんですか?」

神谷「もうあれねぇ、ブームが終わっちゃったらさ、キン消しったって消えねーじゃん(笑)」

Kami「逆に汚れてしまうんですよね」

神谷「そうそうそう。それで、別にちゃんとデコレートしてある人形じゃないし

その、素材みたいな、言ってみれば、フィギィアで言えば、あれから色を付けるっていうような物でしょう?

よくアレを売ったなっていうね(笑)・・・でもホントにブームになってみんな飛びついて、ガチャで」


Kami「ガチャ」

神谷「ガチャ。って出ないのがあるでしょ?ああいうのって」

Kami「ハズレが多いんですよね」

神谷「うん。それを求めて金いっぱい使ってね。う〜ん。」

Gackt「・・・じゃ来週も・・・来週はドラマですよね?」

神谷「そうです」

Gackt「よろしくお願いします」

神谷「是非楽しみたいと・・・ハイ」

Gackt「感動、だよね」

神谷「ハイ。」

Gackt「最後の曲です(笑)」

一同「(笑)」

Gackt「『N.p.s.N.g.s』」



♪『N.p.s.N.g.s』



♪『Madrigal』イントロ

Gackt「MALICE MIZER、真夜中のシルヴプレ」


♪『前兆』

Gackt「えー30分に渡ってシルヴプレ、お送りしましたが、突然の神谷さんの、もう(笑)・・・」

Kami「ビックリしたね」

Gackt「ええ・・・(笑)、ど、どうですか?っていうのも」

神谷「っていうのはね、自分でも、だんだん声のトーンが下がってきたのが分かるんだけども、

みんなのいつもやってるトーンと、俺のトーンと、何倍も違うんだよね。だからこれはいけねっ!って途中で反省したりして。ん〜。

でもね、みんなが普段のように喋ってるから、きっと聞いてる人は肩とか凝らないし。

自然に、ナチュラルな雰囲気で聞けるんじゃないかな、そういう番組だなと思いました」


Kami「そうですかぁ〜」

Gackt「えっと来週を・・・ねぇ、楽しみにして頂きたいです」

神谷「是非」

Gackt「色々やってもらいたいこと、ハガキに書いて送ってください。

あて先は・・・(略)ハイ、ということで・・・ホントに今日は(笑)ありがとうございました」

一同「ありがとうございました〜」

神谷「こちらこそありがとうございました〜」

Gackt「感動でした、もう・・・どうだった、Kozi?」

Kozi「いやもう・・・死んでしまったね」

一同「(笑)」

Kozi「お前は既にもう死んでいるって感じ」

一同「(笑)」

神谷「(笑)Kozi君ね、俺の目の前に座っているんだけど、急に口数が少なくなったんだよ」

Kozi「ちょっとこの、マイクの影からこう、様子を伺ったりして(笑)」

Gackt「(笑)それでは、来週も日曜深夜0時にお会いしましょう・・・アデュー。」



2003/5/3作成、2012/12/2再UP