MIsaO Lab.

Moi dix Moisとかのライブレポがあったりなかったりします。

哲学の破片第七章 深遠なる聖域 Deep Sanctuary3 at 大阪MUSE

(Rev.1 セトリだけ)→(Rev.2 ざっくりZIZ)→(Rev.3 MdM終わりまで)→(Rev.4 果て〜ズまで)→(Rev.5 ゆるい総括)

赤ブリ、チャゲフェスと前の方に行ったのに視界を遮られることが多かったので、番号が赤ブリより遅かった今回は後ろ寄りで見てました。結果、良い感じ。
平日でしたが、お客さんの入りも上々な感じかと。


【ZIZ Setlist】
1.Kosmostill.................................................................................
2.新曲1.................................................................................
3.RayD5.................................................................................
4.ill.................................................................................
5.Besque.................................................................................
(MC)
6.With Fu.................................................................................
7.Sanityman.................................................................................
8.Super Naked Disko.................................................................................


【ZIZ Topics】
・"Kosmostill"のイントロが流れ、幕が開き逆光の中演奏開始。
・衣装はKoziさんが赤坂ん時と同じパーカー(最初の数曲グラサン装着)、
Jiroちゃんが赤いバンダナに黒いシャツに大ぶりのネックレス、スギヤンが白シャツに黒フリルタイ、サスペンダーにコルセット的なの?
後ろ二人は良く見えませんでした。すまぬ。
なんだか最近コヂさんのステージ衣装がSadieさん化しているような…
ちなみにこの日、もちろんSadieさんもMUSEにいらしてましたがブログによるとZIZには間に合わなかったとのこと。あら残念。
・"新曲1"はギターやベースなど各パートの収まりがよくなって来た気がします。
・"Besque"はやや走り気味だったような。
・MC。コヂさんがお客さんと「Yeah!」「Yeah!」とノリ良く掛け合いをしていたところ、急に「もうかりまっか?」みたいな感じで関西風の喋りになり観客戸惑う。
そんなお客さんにコヂさん、「調子にのりました、すいません」と。ド、ドンマイ。
Kozi「ま、こんな感じで最後まで楽しんで…というか皆、最後が一番楽しみだと思うから、>そんなことないです(強調)
それまでその辺(会場後方を指し)で煙草でも吸いながらのんびり見てって下さい。
…では次は、ノリのいいやつを」


(♪With Fu*1のイントロ)


Kozi「…全然ノリ良くねぇじゃん」
客「(笑)」
・"Sanityman"のイントロではJiroちゃんがワイパーのように手を振る。
・"Super Naked Disko"ではチャヂさんがコヂさんとステージ前方で息ぴったりな「パネェ!」の掛け合い。
・最後、幕が締まりかけた時にコヂさんが「年末に音源的なものが出るのでよろしく!」と宣伝。
・転換中、幕の隙間からスティックがひょこひょこと除く…姿は見せないけどきっとチャヂさんでしょう。
そのスティックをステージを見ないでほうり上げたもんだから、あまり距離は出ず客席前方に落ちた感じでした。



Moi dix Mois Setlist】
SE.En Lumière.................................................................................
1.Dialogue Symphonie.................................................................................
2.front et baiser.................................................................................
3.Solitude.................................................................................
4.the Prophet.................................................................................
5.Invite to Immorality.................................................................................
6.Nocturnal Romance.................................................................................
(MC)
7.La dix croix.................................................................................
8.Pendulum.................................................................................
9.Immortal Madness >「DS3!」.................................................................................
10.Dead Scape.................................................................................
11.Ange 〜D side holy wings〜.................................................................................
12.Je l'aime.................................................................................
SE.En Lumière.................................................................................


Moi dix Mois Topics(1)】
・こちらも"En Lumière"が流れる中、幕が開く。
・衣装は赤ブリと同じく、白を基調としキラキラしたもの。
ハヤトゥン(茶髪)の髪のボリュームが凄かった。盛り盛りです。K(黒髪)が半剃り&くるくるパーマでやや最近のとバージョン違い。
Mana様とスギヤンも黒髪。Sethは赤髪(最近エクステ付けてなさ気)、
・"Dialogue Symphonie"の後、Seth「我々が…Moi dix Moisだー!! さぁ今宵、久しぶりの大阪!皆で激しく狂い咲いていこうか!」
みたいに熱くご挨拶。そのまま「今宵闇の宴!」とfront et baiserへ。
・"Solitude"の後KのMC。「…久しぶりだな大阪ー!(yeah!)まだまだ、そんなもんかーー!?」
K「次は闇の刻印(メロイックサイン)にふさわしいこの曲を…"the Prophet"」


【MC】
・Sethがバインダーを取り出し、
Seth「一瞬、曲(BGM)がかかってないのかと思っちゃいました(笑)Mana様からの伝言をお伝えします。…『大阪、楽しんでますかー!?』」
客「Yeahー!」
Mana様「(声が小さいとのことで困惑ポーズ)」
そんなお約束を経て、Seth「Mana様は今、"Mの肖像"という自叙伝を執筆中なのですが、
大阪と言えば、Mana様が地元・広島の高校を卒業後に数年間暮らした土地。
自叙伝ではその、今まで語られることのなかった大阪時代のエピソードも披露されることでしょう。お楽しみに。とのことです」
・Seth「Moi dix Mois十周年記念グッズ、写真集"PhilosophyII"や青と黒の2種類のトートバッグが
物販で絶賛発売中です!是非お買い求めください」


・Seth「さて、11月と言えば、Moi dix Moisには誕生日を迎えたメンバーが2人います。Hayato & Sugiyaーーー!」
2人「Σ(゚□゚(゚□゚;)エッ!!」
Seth「そんな彼らに皆で、"お誕生日おめでとう!"と叫ぼう!せーの!」
客「\\お誕生日おめでとーー!!//
2人「(- -*(- -*)ゞテレテレ」
Seth「(笑顔)実はこれ、Mana様が2人には内緒で仕組んだんですよね」
K「(ステージの)前3人で、2人のいない時にコソコソとね」
Seth「え〜ではせっかくなので、2人に一言ずつコメントをもらいたいと思います!」
2人「ΣΣ(゚□゚(゚□゚;)エエッ!」
…この辺りのやりとり、スギヤン&ハヤトゥンの2人はずっと照れてたり
「聞いてる?」「聞いてないよね?」的な感じで顔を見合わせたりと慌てておられました。
本気のサプライズ具合が伺えます。


まずはKに背中を押され、マイクを持ち前に出てきたスギヤン。
Sugiya「私事(わたくしごと)ですみません。なんだか色々と忙しいですが、>ZIZはヨーロッパツアーも控えてますしね
これからも盛り立てていければと思います。ありがとうございました」
Hayato「色々体に付いてるんで、前に出てくるのに外すのが大変でした(笑)
ありがとうございます。ええ年になりましたが、これからも楽しんでいきましょう!」
…この"ええ年"というのが自分は年齢的なことなのかな、という認識でしたが
知人は(音楽活動が充実してて)良い年、という受け取り方をしてました。
まぁ詳細は忘れたので、充実してて楽しいのはよいことですね!と無理やりまとめてみる。


Moi dix Mois Topics(2)】
・Seth「次はMoi dix Moisのdix、すなわち"10"を冠する曲…"La dix croix"」
頭と終わりのドラムが疾走するところでSethが「腕(上げろ)ーー!」と叫ぶ。
この日のSethは動きまくりの舞いまくりの回りまくり、そしてイイ顔してイイ声出てたなぁと。
多少の歌詞飛びはあったものの、絶好調と言っても過言ではないと思います。
それと、(いつもこうかもしれませんが)Hayatoもかなり張り切ってたかなと。
逆にMana様が元気が無さそうに見えました。Sethが何回か絡みに行ってたのですが
Mana様のリアクションが薄かったのでもっとノってあげてー!という気持ちもあったものでそう見えたのかも(私が)。
自叙伝の執筆疲れかなぁとか勝手に考えてましたが、
その後のご本人Blogによると「最高の夜だったね!」とのことで読みは外れたのかなぁと。
・"Immortal〜"は赤ブリと同じく「DS3!」。
Sethが「Yu〜ki伯爵がいてもたってもいられなくなるくらい、お前らの叫びを聞かせてやれー!」
「普段叫ばないお嬢さん方も!男共も!」みたいに煽る。
Mana様とKがステージ下に降りて来てたかな?


・"Dead Scape"、いつものようにイントロで前に出てくるSugiya先生。
ひとしきり煽ってイントロのフレーズを弾き、定位置に戻ってましたが
1番の最中、Kのギターにトラブルがあったのか少し袖に引っ込んでた時間があり
それを考慮したのか、その分スギヤンが気持ち前に出てたような。まぁKはすぐ戻ってきたので大事には至らず。
…まぁバンドマン的には普通の行動なのかもしれませんが、こういうスギヤンのさり気ない気遣いが好きです。
そしてMana様のギターソロと並び立ったスギヤンの運指も個人的見どころ(聞きどころ)です。
また曲の中盤辺りに、上手でギターを弾いてるMana様にKがえいっと肩で軽くタックルして、二人で背中合わせでギターを弾いてました。
3月に引き続きナイス積極性です。


・"Je l'aime"ではSethがまたまた手を掲げるよう促し、
Seth「これからも…手を取り合って、共に未来へと歩んでいきましょう。最後の曲です、"Je l'aime"」
と詩の内容に関連したセリフ。
お客さんの掲げられた手に対し、Sethも一人一人引き寄せるように上手から下手にかけて手をつなぐ動作をしてました。
最後、渾身のアカペラで歌い上げたSethが「ありがとうございました」とこれまたいい笑顔でお礼を述べてました。
・En Lumièreが流れる中、一人一人礼をして退場。
ハヤトゥンが深い礼をしてスティックを投げ、Kは「ありがとおぉぉぉ!」と地声で叫んでいましたっけ。最後にMana様も深々と一礼、そして投げキス。

【破誡の果て〜ズ Setlist】(Vo.&Gt.Kozi、Gt.Mana、Ba.Yu〜ki、Dr.Support Hayato
1.破誡の果て.................................................................................
2.Beast of Blood.................................................................................
3.N.p.s N.g.s.................................................................................


閉まった幕がライトの加減で赤くなっている…さっきまでやってなかったよね( ゚д゚ )?


"破誡の果て"(MALICE MIZER)のイントロの合唱が鳴り響く中、幕がゆっくりと開く。フロアも圧縮、そして熱狂。
左からYu〜kiちゃん伯爵、Koziさん、Mana様が並び立ち各々の楽器(マリス時代に使ってた物)を弾き鳴らしてます。
後ろではハヤトゥンが気合いの入ったドラムプレイ。
Koziさん&Mana様の服装は赤坂と大体同じだと思いますが、伯爵はちょっとマイナーチェンジしてて
ベストが、太い紐の編み上げがついた感じになってました。ううむ表現し辛い。
首回りも、ネックレスの数が減ってシンプルに(ご自身のブランドMother of Lifeのものがよく目立ってました)。
…ここまで書いて思い出したけど、Moi dix MoisのKさんのペンダント(伯爵製)が新しくなってました。
合唱と交互に訪れる激しい音の洪水にしばし身をゆだねます。


サビの「Spread your invisible wings〜」はKoziさんが歌ってました。
……Koziさんはソロ当初よりだいぶ歌が上手くなったと思いますし下手と言うわけでは全くありませんが、
すみません、この曲だけに関してはKoziさんの声だとやや違和感があったのは事実で(;´∀`)
Koziさんの声特有のアナログ感がこの曲には合わなかったんかなーと、個人的に思ってます。
(曲によってはそれがプラスに作用することもありますしね)
まぁとりあえず、この場においては3人が楽器を演奏していることが大事なので歌なんてオマケですよ、偉い人には(ry。
いえもちろんオリジナルの合唱に参加された方々を軽んじてるわけでもないのですが。


曲が終わり、Koziさんがご挨拶。
Kozi「えー、破誡の果て〜ズです。………おおっ、Yu〜kiちゃん伯爵!!」
Yu〜ki「みなさんこんばんは!大阪、お久しぶりです。………」
…今回も歓声がすごくてあまりよく聞こえませんでした。
Kozi「えー……メンバー紹介をします!!(唐突)
まずはギター、Mana様ー!ドラム、Moi dix Mois Hayatoーー!!ベース、Yu〜kiちゃん伯爵ーーー!!!と、Koziです。
…ほら、みんなYu〜kiちゃん伯爵を見に来てるんだから、喋って喋って」
Yu〜ki「元気でしたか?えー、大阪は10年以上来たことがなかったので、本当にお久しぶりです」
MALICE MIZERのツアーが2001年夏にありましたので、プライベートで来てないとなるとそんなもんでしょうねぇ。
Kozi「…どんなもんでしょ、Mana様?(と上手のMana様に話を振る)」
Mana様「グイッ(右腕を突き上げる動作)」
Kozi「お、もっと盛り上がれと!…Yu〜kiちゃん、また山に籠っちゃうかもよ?」
客「ヤダーーー!!」
Yu〜ki「みなさん、まだまだ行けますか!?行けるかーー!!
客「yeah-----!!」
Yu〜kiちゃんが煽るという意外な展開に胸熱でした。
Kozi「じゃあ…激しいやつ、やりますか。Beast、of、Blood!」
2年ぶり2度目のBoBキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)ノД`)・゚・。━━━!!!


いやぁ、再会の血と薔薇〜ズ改め破誡の果て〜ズは大阪初上陸だったので、BoBやると思ってました( ̄ー ̄)ニヤリ
この曲は本当に好きで、6/21発売で7/2にライブがあったんですが(上記の"夜明けの庭園"ツアー)、それまで毎日聞きまくってましたねぇ。
当時は掛け合いに慣れてなかったけど、MdMで訓練された我々はばっちりだぜ!とばかりに叫んでまいりました。
…えぇ、今回も例によって音をちゃんと覚えてないっていう…(聞くことに気合い入れたのに)。
でもこちらはKoziさんの歌がいい感じだったのと、
1番が終わって2番に入る辺りのインダストリアルな音が厚くなってたのと(当時のデータは使えないのでDS2の時に作り直したとMana様談)、
Yu〜kiちゃんのテヌート気味のベース(この表現でいいのか)は聞けたと思いマス。


熱狂の中曲が終わって、3人が中央に集まり万歳。後、はける。
沸き起こるアンコールの声…「アンコール!」から「Yu〜ki!Yu〜ki!」になった。
そしていつの間にか「Kozi!Kozi!」にw最後は「Manaちゃん!」かなー(*´∀`)とか思ってたけど
そうなる前にお三方+ハヤトゥンが再登場。


本当のラスト、"N.p.s N.g.s"!
Mana様がギターをかき鳴らしたり、Koziさんにクイッと顎を向け2人でギターを突き合わせて弾いたり、
Yu〜kiちゃんと背中合わせだったり肩寄せて弾いたりと色々アグレッシブでした。
それとYu〜kiちゃんがKoziさんに続いて(お客さんと一緒に)「die game!」と叫びまくってました。
最高潮に達した会場、後奏のチェンバロが鳴り響く中お三方がセンターで肩を組みます。
後ろのハヤトゥンも(よく見えなかったんですが)去る時ドラムの前で止まってたので、おそらく今回も一礼してたんだろうなぁと。
大声援の中下手に去ってゆく3人、Koziさんがマイクで「また会おう!」と言ってました。


終演後、物販にZIZのJiroちゃん・ユガミン・チャヂさんが登場してました。


【総括】
大阪MUSEのライブ(今回で4回目)はいつももみくちゃになっている記憶ばかりあるんですが、
今回は視界もクリア、音もクリア(各パートがすっきりと聞こえた)で気持ち良くライブを味わえました。


戦利品。

冒頭の通り、今回前に行くのは諦めていたので、入場後ロッカーに荷物をしまいつつ
少数販売ということでZIZカレンダーを先に購入しました。
確かに未公開写真がいっぱいです(*´ω`)7/21新宿LOFTの写真がメインでしょうか。
Sugiya先生のお誕生日に「ZIZアー写衣装の全身ってどうなってるん?」とつぶやきましたがこれでわかりますね。
MdMトートもようやく黒・青両方購入です。
右のフライヤー群はYu〜kiちゃんのMother of Life,ZIZのSalon de detester #2,ハヤトゥンのバンドdraw the perspective。


ライブ以外でも、終電を気にせず語りあったり、
ご当地グルメを楽しんだり、

少し足を延ばして観光してみたりと遠征を満喫しました。

京都からの帰りの新幹線(自由席)はビジネスマンで混んでるかな?と思いきや窓側ゲット余裕でした。
この分なら今後も、この時期は予約しなくて済みそうですね。


という感じでDS3@大阪、お疲れ様でした。

*1:今現在のZIZの曲ん中で最もダークで切なげな曲…と思う