MIsaO Lab.

Moi dix Moisとかのライブレポがあったりなかったりします。

Love Unlimited present Tokyo Rouge -#1- at Chelsea Hotel Shibuya

【出演】
Royal Cabaret/Rama Amoeba/Kozi
Rituals(Fashion Show)
AQUA DOLCE & Coppelia Circus(Burlesqu Show)



H14年の健康増進法の施行に伴い、公共施設に於いて分煙・禁煙が急速に進み
自宅に喫煙者がいない非喫煙者が煙草の煙を吸う機会がめっきり減った昨今、
この日訪れたライブハウスはフロア全体が喫煙可であり
人が密集しているステージ近くでも喫煙していた人を見かけた時(というか煙が掛かる)
若干の憤りを感じたと共に、自分が子供の頃はこうだった(無差別喫煙空間)よなぁ
と一瞬周りの時が逆行したような気がした6月最後のサタデーナイトの話。
各出演者いずれも見た目を裏切らない音楽でまた一つ異文化交流を体験しました。

  • Rituals(Fashion Show)

インダストリアルなBGMに乗ってゴスい方々が基本無表情でRitualsの洋服披露。
W.A.R.PのKAN∀BUNさんも出演してて、
やはりこの方のステージ上における行動範囲は常人より広いものをお持ちです。

  • Royal Cabaret

4月のKoziソロ@パリ・ベルリンでフィーチャーされたmiyuさんのバンド。
上記の映像をYoutube他で見た印象ではイケイケ(死語)な歌い方をされてた気がしましたが
バンドの音の方は基本的にはmiyuさんのネグリジェのような衣装と相まって
アンニュイな香りがしました。
激しめな曲もあってその時間は楽器隊の方々のフリが大きかったです。

  • AQUA DOLCE & Coppelia Circus(Burlesqu Show)

バーレスクダンサー(英文表記: Burlesque Dancer )とは、局部を見せないストリップダンサー。ヌードダンサー。バーレスクはダイレクトな性表現ではなく「焦らす」という行為が最も重要視される成熟した大人のエンターテイメントである。
(-wikipediaより)

というわけでバーレスクダンス初体験。
「お客様の中に18歳以下の方はいらっしゃいませんかー!?」と思わず叫びたくなるようなギリギリ具合。
男性の方々はステージを見て色気と芸術性のどっちを強く感じるのかはわかりませんが、
私個人としては「人前に出せる綺麗な身体で羨ましいなぁ」という色気も食い気も無いことをボヤっと考えておりました。

物心付いた時かそれ以降のことかは忘れましたが
"グラムロック"という言葉を覚えた時に掴んだイメージ(出で立ち・音)をそのまま体現されたようなバンドでした。これぞロケンロールってやつですか?
ファンの方々もワンフレーズ毎に黄色い声援を発するというまでに体験したことのない勢いで、
何に対してかは分かりませんが「負けてられねぇ」と密かな対抗心が芽生えた…ような気がしたりしなかったり。
ギターの方が1人だけ最近のビジュアル系にいてもおかしくないような若い方で
サポートメンバーなのかな?と漠然と思ってましたがHP見るとそうではなかったようです。

ラーマ・アメーバさんとそのファンの方々と、
演目の合間合間のKENZO-AさんとロイキャバのmiyuさんのDJプレイとトークによりかなり温まっていた開場の中、
満を持して、くらいの盛り上がりでKoziさんのライブはスタート。
こちらも対抗心なのか、はたまたメンバーのロック魂に火がついたのか私は知るすべもありませんが
実質開幕曲の「Lokin'Roll」でファンも含めかなりテンション高かったように思いました。
(今年見たコヂソロの3回のライブの中で一番)
スギヤンもガンガン煽ってブンブンベースを振り回すように弾いていてアツかったです。
衣装はコヂさんが首元にアクセ色々ぶら下げてケープ?ポンチョ?のような黒服、
ジロちゃんが電飾で光る2本の角カチューシャ着用で黒シャツにボリュームのある赤フリル、
ジーチャーが黒ジャケットにゼブラ柄のシャツ、
スギヤンはいつもの。>手抜きじゃないぞ


「Grottesca」か何かでリズム隊のアレンジが入っていたり、
コヂさんがジーチャーブログに載っていたアコギ風ギターを抱えしっとりとビートルズのカバー「Hey Jude」を演奏したり。
(そういやパリかどっかでビートルズ風の写真撮ってましたね…って
横断歩道で撮ったのを全部そのように言ってしまっていいのかはちょっと疑問)
といった感じで見るたび聞くたびにちょっとずつ違いますね、コヂソロ。
「こんばんわ、ずうとるびです」といつものゆるい感じの自己紹介もそこそこに「Babylo」では巻き舌でまたまたロケンロー全開。
Honey Vanity」ではコヂさんが下手に出てきた間にジロちゃんがスギヤンの腕を掴んで上手に引っ張ってたのが和みました。
ラストは暴れ曲の「Cruel Arcadia」で最後まで熱い空間のまま終了。
ジーチャーはコアラのマーチを曲線状ではなく直線状に投げまくる。強襲と言わずしてなんという。
見事私の右肩にヒットして丸ごと一個頂きました。


とりとめのないまま終わり。