MIsaO Lab.

Moi dix Moisとかのライブレポがあったりなかったりします。

Tour du Détester2012 FINAL at 新宿LOFT

>ZIZ×MUG×PZコラボアイテム"OMIYAGE"!
[出演]
Omega Dripp / PLASTIC ZOOMS / MONICA URANGLASS / ZIZ(出演順)


ZIZ×MUG×PZの3バンドによるTour du Détester2012、新潟・仙台を経てのファイナルが新宿LOFTで開催されました。

  • Omega Dripp

と、その前にZIZのドラマーCHARGEEEEEE…(チャージ)さん率いるバンドOmega Drippがオープニングアクトでした。30分ほど。
ん〜オメドリは見た目はものすごくサタニックで、
写真を見る度にDMCみたいな歌詞の音楽を演奏しているような印象を受けますが、
曲は意外と爽やかだったりするので、ライブを見る度にそのギャップを思い出しますね。
まぁその爽やかってのは対バン用の曲だからかもしれませんが(実際3曲目のあたりは煽り曲でハードでしたし)。
Keitaさん(Vo)はいい人そうだ。
Takaichiさん(上手Gt)は逆毛に長袖フリルブラウス(白)にコルセット(黒)にオーバースカート(白)でなんかシルエットがボスみたいだった。
今年から加入したRyuさん(下手Gt)は可愛らしい。逆にRyotaさん(Ba)はタトゥーにモヒカンで凶悪そうだ。
ジーチャー(Dr)は長年やってる自分のバンドだしいつも以上にリラックスして見えたかなー。
(いつものびのびやってない、と言いたいわけではないです)

  • PLASTIC ZOOMS

初見ですが、ZIZお披露目のLOFTでボーカルのSHOさんからフライヤー頂きました。
今のところ自分の中ではアンビエント・ロックという位置づけです。
MCはほぼなく、各パートもその場から動かずということで楽曲だけで勝負!といったストイックさを感じます。
ボーカルが淡々と呟く様に歌い、時に絶叫。
そのお隣のキーボードがフード付きマント(バンドのアイテムらしいです)を羽織り、
パーマがかかった黒髪を覗かせつつなぞる様に鍵盤を弾くその様子はまるで"ファントム"といった出で立ちでした。
ドラムが鋭く重く締まった音で好みです。「あの細腕でこの音が出るのか…」って思うくらいものすごく細身そうでしたが、。
メンバーが皆細くてお洒落で、アーティスト写真のイメージそのまま。

5月のSalon du Detester以来2度目です。楽しみにしてました。
登場前に、それまで今日の概要(イベント名とか)を映していた幕兼スクリーンに"MONICA URANGLASS"と表示。


(LOFT余談1)この今日の概要に映し出されるフォントが昔のPCぽくてノスタルジーを感じる。
(LOFT余談2)スクリーンの隙間(横と下)から転換中の様子が結構伺えます。
(LOFT余談3)この日出たバンドの転換は10〜15分ほどで終了してました。早いのではないでしょうか。


登場SEを聞くとインドカレーを食べたくなります。いや黙ってても週3くらいで食べてるけど。
背後の壁に映像(アニメと実写とイメージ映像の融合みたいな)が映し出されるのが面白い。
ボーカルの68(ろくはち)さんは良く通る声でいいですね。なお前回してたパーマをやめた模様。あとズボンが落ちてきそうとのこと。
MCで言葉に詰まった時は「こんばんわ、MONICA URANGLASSです!」と挨拶。あと「賛否両論バンド」と自称w
そして「リーダーが喋ります!」と上手にいるギターのKAZ-TICSさんにトークを振る(この日3回)。
リーダーさんは例の角度で華麗にマイクを引き抜きお客さんを煽ります。
「Tour du Détester」の思い出で、新潟から帰る際にSAで
(うろ覚えですが)モニカ一行がカツカレーを食べてたらZIZ一行がやってきて、
(後輩なのに先に食べてる?)気まずさに「上下関係とか…あるじゃないっすか…」とぽつり。
なお68さんは寝てて立ち会っていなかったとのこと。(ベースの方に「寝てた」と言われてた)
そのまま「次はカツカレーな曲をやります!」と突入しましたがほぼカツカレーは関係なかった…気がする。
ラストあたりの「Generation」という曲で「X!」と叫ぶ曲がありましたが
リーダーさんが「飛べ飛べ!」とお客さんを煽ってました。XJAPANか!!wもちろん腕はクロスです。
ドラムの人が終始ニコニコで楽しそうでした。というか私も楽しかったです。

  • ZIZ

SE.Super Naked Disko(Kozi vs 68 Remix)
1.RayD5
2.ill
3.Besque
4.Kosmostill
(MC)
5.Night Creature
6.With FU
7.Sanityman
8.Super Naked Disko
en1.Honey Vanity(RETROMANTiCS Club Mix) 


登場SEは、MONICA URANGLASSの68さんとKoziさんがRemixしたSuper Naked Disko。
twitterの方にDis"c"oって書いちゃった)
ちなみにツアーファイナルを記念したアイテムということで、
この曲入りCDと、PLASTIC ZOOMSのSHOさんがデザインしたステッカーのセット"OMIYAGE"が
500円で物販にて売られてました。ワンコイン!
Remixですが、確かにモニカさんっぽくなってて面白かったです。
主にデジタルなリズムと声のコラージュマジックで構成されてて、シンプルだけど、ダンス的ノリ易さに重きを置いた感じでしょうか。
(コラージュマジックについては、原曲のエピソードでもKoziさんが語ってましたね>律さんのWebラジオにて)


というわけでトリでZIZ登場。
メンバーが続々登場し、最後にKoziさん…と思ったらクロスワードみたいなパーカー(+半ズボン)と
流線型のサングラス着用+頭の上でまとめられたパーマという、可愛らしい恰好と顔周辺のイカつさのギャップが大きかったです。
illあたりでサングラスは取ってましたが、アイメイクも赤+青でガッツリと。
Jiroさんは前と同じく黒いおかっぱ+金のくるくるパーマな髪型でしたが、干し草で編んだ冠がプラスされていました。
これまた凄いファッションだ…と思ってましたが、
帰ってきてGIFTのブックレット見たらもうアー写で冠くっついてました。忘れてた。
むしろそれよりサイズが小ぶりでした。
スギヤンはお馴染みコルセット姿ですが、首にアクセサリー付けてました。長菱型がいっぱいぶら下がっているチョーカー。
(そういやKoziさんはもっと派手なチョーカーをつけていたような)
Yugamiさんはロングヘアーを垂らして、皮ジャケット着用。アンコール時には白い布を纏ってました。
ジーチャーは前がはだけていたような(Diskoで前に出てきた時)。


下手にもマイクが置かれていたのでまさかとは思いましたが、ついにSugiyaさんがコーラスを取りました。
ここ6年で初めて見ました。「RayD5」とか「Super Naked Disko」とかみんなで合わせる系が中心でしたが。
…もっと煽ってくれていいんですよ(*´ω`)?歌っても(ry
そしてこれでJiroちゃんがダッシュで下手に来てコーラスの時マイクが無くて困るということも減りますね!


曲的には前回「Besque」で感じた違和感などが無くなり、かなりまとまってたと思います。
やはり場数を踏んできただけありますね(Tour du Détester2012の2か所の他に、福岡・大阪でライブがあった)。
相変わらずスロー(いやミディアムなのかな)テンポながら激しい曲で、照明がフラッシュしまくり。


「Night Creature」の前奏をボリューム低めで奏でながらMC。
なんでも「Tour du Détester2012」の終了を記念して、ZIZ×MUG×PZの3バンドとお客さんの打ち上げ会を
新宿LOFT(さんのご厚意)で行うとのこと。
「暇な人は飲みに来ればいいんじゃない?」とKoziさん。詳細は未定ですが、日付は8/3(金)。
こういうイベントは…皆が楽しめると良いですね。ほどよく。満遍無く。
曲に入るあたりでベース音が大きくなり「ボリューム上がったね〜」とまたまたKoziさん。
スギヤンニコニコ。


暗い照明の中エレキパッドがこだまする「With FU」に続きKoziさんがギターを外してマイクを振り回す「Sanityman」。
ラストは「Super Naked Disko」、ジーチャーがドラムを放棄して煽りに来るところから始まり、
Koziさんは下手の、Jiroさんは上手のスピーカーの台に乗ってこれまた煽る!
そんな中下手の2人は「我々どうしましょうかねー」「ねー」みたいな感じで笑顔でアイコンタクト。


アンコール。
ZIZの5人がコアラのマーチのアイテムか何かの「ファイト!」と書かれた縦長の風船をそれぞれ持参。
スギヤンは「何でしょねこれ?」てな感じで首を傾げつつ、それを客席に投げる。
ジーチャーは股間に充てて、Koziさんに風船で突っ込みを入れられ真剣白羽取り(しかしノーガード)w
Koziさんと、ドラムの席から投げたジーチャーの風船はステージと柵の間に落ちてたので、
カメラマンさんに拾ってもらって再チャレンジ。
あとJiroさんの冠やらKoziさんが飲んでたグリーンラベルが客席へ…。色々投げるなぁw
Yugamiさんが白い布を纏ってたり、Koziさんが蜘蛛の巣っぽいTシャツに着替えてました。
ラストはダンスィンな曲「Honey Vanity(RETROMANTiCS Club Mix)」(Koziソロより)で和気藹々と。
Yugamiさんもシンセの位置を離れ、ギターをプレイされてました(というか結構ギター持つ箇所多かったです)。


はける際に最後のジーチャーがメンバー一人一人をコールするよう促してて。
「ZIZのギターは?」「Jiro−!」「ベースはー?」「Sugiya−!」てな流れでしたが
Yugamiさんはユガミンだそうです>今度からそうやって呼びましょか


終焉後はKoziさん・Jiroさん・ジーチャーが物販に出てきて軽く交流会的な様子。
ZIZだけではなくてオメドリも含め演者が物販まわりに出没していてわいわいと。


Salon、Tourの〜du Détesterシリーズに出てくるバンドはどれも良い感じなので
是非またイベント・ツアーなど開催希望です!
というかコヂさんかジーチャーあたりがまたやるみたいなことを言ってた気がしますので、期待ですね。



(プチ追記1)「Night Creature」のモンスターっぽい(そこはクリーチャーじゃないのか)の声はYugamiさんだった。
(プチ追記2)「Sanityman」かな?フリーダムに動くKoziさんが、スギヤンのベースにちょっかい出してた。