MIsaO Lab.

Moi dix Moisとかのライブレポがあったりなかったりします。

tour 2002 forbidden at Shibuya-AX


整理番号70番台の自分は心して会場に向かった。(怖いから)
こんなに早い入場は初めてだなぁ〜と感激しつつも、
ステージ前は前回とあまり変わらない人の数のように見えた。
自分は下手側に並ぶ。
ステージはまっ平らかと思いきや、7月と同じく中央には花道があって凸状になっている。
自分の位置は前から4列、花道から2列くらい。
まあ前回よりはステージに近く、花道の柵も人越しに見える。
ステージには薄い幕が掛かっていて、中央に赤いdixの文字。
幕越しには十字架が数本立っているように見える。


SEの音が大きくなり、幕のdixの文字が徐々に大きくなり、色も青に変わる。
そして幕が上がり、メンバー登場!!
中央にJukaさん、上手にMana様、下手にKazunoさん。
そしてドラムの所にTohruさん。まあいつもの布陣ですな。
この登場の瞬間というものはいいですね、いつどこで見ても。
雑誌やCDの間のタイムラグというものが一気に無くなる最高の瞬間ですから。
まあ今回も、3人が佇む姿には威圧感を感じて、感動を味わいました。


しかしそれより驚いたのが人の波!!
「Juka−!!」と呼ぶ声と共に押し寄せる観客。
(↑どうやらココはJukaファンが多いらしく、彼への声援しか聞こえなかった)
自分も気が付けば、押された先は花道の柵。前から数えると3〜4列目くらい。
「おや、ここはいわゆる最前ってやつかい?」と嬉しさの余韻に浸る間もない人の圧力。
そして始めて見るカメラマンの通る道、そこに陣取るスタッフのお兄さんの心配そうな顔。


一曲目は「forbidden」。
ふと花道越しにMana様側の観客を見ると、皆「dix指」
(人差し指と小指を立てる、Mana様が会報でやってるやつ)を突き上げている。
いわゆるメロイックサイン?


その後は曲は知らないが(まあ音源1つしかないから当然)ひたすらテンポの速い、激しい曲ばかり。
ひたすらノりまくりで、Mana様&Kazunoさんもしょっちゅう位置を変えて煽りに来る。
が、せっかく来てくれても下手側正面を振り返るとそこには人壁が出来ていて手も上げられない。。。
まあ「二兎を追うものは一兎も得ず」とかいうことわざに習い、
そっちはあまり構わないコトにして(笑)、花道に集中。
下手側に陣取りつつも、視線の先は中央のJukaさん&上手のMana様という
奇妙な体勢でステージを見ていたのでした。


中盤、「Solitude」という曲ではJukaさんがスタンドマイクを使用。
が、あまりスタンドマイクの意味が無いような気もした(笑)
Jukaさんはよくモニターに足を掛ける事が多かったですな。
「Dialogue Symphonie」も中盤。


Jukaさんが「Moi dix Mois、3月19日にアルバムリリース、
4月に赤坂ブリッツでライブを行う!脅えて待て〜〜!!」と
インフォメーションでも煽りが入っている(笑)


終盤になるとMana様やKazunoさんがよく花道に来てくれて、
周りの客も「待ってました!」とばかりに手を伸ばす。
そしてついに自分の正面にMana様が!!!
うわ〜近い!近いよ!見上げれば全てがMana様(笑)!!
これが最前の魅力なのね〜と感激。
押され、乗っかられるのもこの場所の宿命ですな、だって前に邪魔するものが何も無いから!
自分も手を伸ばしまくり、もうMana様まで10cmもない距離。
(実際はもっとあるだろうけど、気分的にそうだったんで・笑)
でもさすがMana様、届きそ〜なでも届かない距離をキープしつつ、優雅にギターをかき鳴らす。


マリスのライブレポ本で
「塚越さんが写真を取りに来た瞬間ポーズを決めるMana様」
というものがあってすごい気になっていたが、
今回も塚越さんがカメラを構えると、それまでギターの方を見ていたMana様が
視線を上げて客の手の方向を見やっていたという、
写真を取られる時より決まった感じでギターを弾く場面が結構あった。


横に手を広げるポーズをJukaさんが取ったところがあったが、そこでもうポタポタと汗が垂れていて、
「ああ〜そりゃそうだよな〜」と思いつつもMana様を見るが、全く汗を掻いていない。
本当に掻いてないんですね〜、私はもうブラウスの中は汗びっしょりなのに、と。
今まで耳にしていたその実態をこの目でいくつも見ることが出来ていや〜最前っていいなぁ、と(笑)


Kazunoさんが近くを通った時にびっくりしたのがメッチャ細い!!ということ。
なんか本当にお腹と背中がくっ付いてんじゃないかって位(笑)
ラスト前だったか、KazunoさんのMC?があったが、「forbidde…ッ、」ちょっと噛んでました(笑)
「forbiddenツアー、今日がラストだぁー!!」と絶叫系。
「脅えろ〜〜!脅えろ〜〜!!」と煽りまくる。
もう顔がいい感じ(どんなだ)なっててこの人が本当に「よろしいのでしょうか?」などと言うのだろうかと思った(笑)


本編ラストは「Ange」。
アンコールではMana様&Kazunoさんが登場。
2人は十角形の魔方陣が描かれた旗を持っていて、観客の方にも振ってくる。
風が来て微妙に涼しかった(笑)
「ここは応援団か!?」と錯覚する間もなく、「forbidden」が始まる。


Mana様はギターをチェンジ。
「血まみれのジュンヌフィーユ」とMana様が会報で掲げていたアレです。
dixの文字もハッキリ見えましたな。



2003/4/5製作、2009/3/14再UP