MIsaO Lab.

Moi dix Moisとかのライブレポがあったりなかったりします。

Art Cube主催イベントTRIBAL GOTHIC 〜夜想宴〜 vol.1 at 高田馬場AREA

(Rev.1 まずZIZ)→(Rev.2 cocklobinまで)→(Rev.3 Art Cubeまで)
AREAはKoziソロがゲストで出演したArt Cube(とVII-Sence)主催のイベント以来でしたが、もうあれ2年前か…早いな。


[出演]
The CANDY SPOOKY THEATER / Jupiter(Guest) / cocklobin / ZIZ / Art Cube(出演順)

  • The CANDY SPOOKY THEATER

 残念ながら見れず。

  • Jupiter(Guest)

 この頃フロアに入りましたが、ステージが青白く照らされていて聞き覚えのないSEが流れ(先行動画は見ていなかった)、
 金髪っぽい線が細いお兄さんがメロイックサインを掲げながら私の目の前を歩いて行き
 「なんや、ノリのええ兄ちゃんやな(何故か関西弁)」と思いつつふとフロアに目をやると、HIZAKIさんがお客さんの間を通りながらステージに向かっていて驚きました。
 後にそのお兄さんがTERUさんと気づいて更に驚く。よく見えませんでしたが他のメンバーはその時ステージにいた模様。
 最初の曲は持ち味であるHIZAKI&TERUのツインギターを活かした曲で、2曲目は「Victoria〜♪」みたいなコーラスが入ってメンバーがターンする時折3拍子な曲。
 

 2曲終わって両ギタリストからMC。
 最初はTERUさんが「始めまして、そしてお久しぶりです」のような感じで穏やかに挨拶。
 続けてHIZAKIさん(関西弁)も挨拶やライブの告知をした後、
 「Art CubeのZ様は昔マッド・ジュエルという名前でやっていて…」流石にその後までは出しませんでしたが、唐突に時代がかなり遡りましたΣ(・ω・ノ)ノ
 まぁその名前が暗黒っぽいということで、次にやる曲も暗黒な感じ…的な流れで3曲目は激し目な曲。
 ヴォーカル・ZINさんもデスヴォイスで攻めてきます。
 ちなみにZINさん、煽りが「暴れていこうぜ〜〜〜〜〜〜!」「行けるかぁ〜〜〜〜〜!?」ととてもビブラートが掛かってました。


 ラストは「この場に集まった皆さんに感謝を」と明るい曲。
 最後に5人で手をつないで万歳。

  • cocklobin

 初見。
 退廃的な曲調が多かったですが、クリーンギターが所々に入ってるので暗い一辺倒ではなかったです。
 ガタイの良いヴォーカルの方の声質は所々ヴィジュアル系の色々な方々に似てるなーと感じて、
 逆にこういう声の人は最近いないから今のシーンの中では新鮮なのかなぁと(まぁ近年のバンドの曲をそんなに聞いているわけではないのですが)。
 流石に「Jupiterです」とは名乗りませんでしたが(後述)、「Art Cubeさんには以前からお世話になってて」とのこと。
 そして低いテンションでポツポツと告知やMCを進めた後、急に「死んでいこうかーい!」「真っ黒黒になっていこうかー!」(で、いいのかな)と
 最後はグググっと盛り上げてきました。

  • ZIZ

 1.SUPERBSAW
 2.FREAKQUENCY
 3.Kosmostill
 4.Sanityman
 5.新曲(2月初披露)
 6.新曲(今日初披露)
 7.Super Naked Disko
 8.RayD5


【衣装】
 K:前から後ろに長した髪型(ボリューム大)、赤い布を羽織る。
 J:白塗りに後ろを立てたサラサラ金髪、赤い角、赤いファーの付いたワンピース?みたいな服(ほぼ前回のコピペ)
 S:髪型はふわっと。燕尾服ぽいシルエットのベルベット素材?黒ジャケット。襟付き・肩はくっきり・袖口と後ろのスリットの間にフリル。
  (袖を捲れないのでちょっと弾き辛そうに見えた…けど後半はやっぱり捲ってたような)
   ジャケットの中は白ブラウスに黒い大き目のリボン、黒コルセット着用。
   …文章量の多さからここの中の人のテンションが伺えるかと思いますが、今日のスギヤンは一段と恰好良かった!ジャケットがとってもお似合いでしたヽ(*´ω`)ノ
 Y:後ろ向きにキャップをかぶり、長髪を垂らす。黒いジャケットか何かを羽織っててインナーは黄緑っぽいシャツ。半ズボン、メイク有り。
 C:金髪、缶バッヂ付けた黒いジャケット。3曲目辺りで脱いで、中は白黒ボーダーの長袖。首元にアクセサリーいっぱい。


チャヂさんが楽屋裏の動画をUPしてたので、貼っときます。ZIZメンバーとZ様(Zばっかりだ)。
>サムネ画像もイイね!


【Topics】
・「SUPERBSAW」のイントロが流れる中、チャヂさん、スギヤン、ユガミン、ジロちゃん登場。一呼吸遅れてコヂさんも。
 曲が終わる頃、しゃがんだコヂさんが奇妙な声を出していてそれを見たスギヤンが微笑んでいたような。
・前半2曲はSOFT BALLET森岡賢さんとコラボしたCD「Salon du Détester」に収録されております(宣伝)。

Salon du Détester

Salon du Détester

・Kozi「こんばんは、Jupiterです」
 …おかしいな、Jupiterはさっき見た気が:(;゙゚'ω゚'):
 一応次の曲に入る前に「ZIZです」と言い直してましたが。
・「Sanityman」が珍しく前半に来ました。
・5曲目の新曲は前回初披露され、自分の中では「大地の息吹(仮)」と勝手に命名しているYugamiさんメインボーカルの曲。
 Yugamiさんの張りのある声が、繰り返されるゆったりとした演奏に溶け込みます。Koziさんはギターを演奏、時々コーラス。
 今回は照明も緑で、合ってる!と一人心の中でガッツポーズ。
・6曲目は今回初披露。曲が始まる時、ジロちゃんが角を光らせる。
 レーザーのような緑の照明が交差する中、けたたましい警報音のような音から始まったかと思えばストリートオルガン風のメロディが流れたりしましたが
 基本は拳を振り上げるような激しい系の曲かと。これから定番になるのかも。
 「Super Naked Disko」っぽい勢いのあるリズムや、無邪気さと狂気が同居してる感じからチャヂさん作曲かな?と(当たらない)予想をしてみる。
 曲終わりでスギヤンがピックらしきものを投げてました。
・「パネェ!」連呼の「Super Naked Disko」を経て、最後にKoziさんが「RayD5、そしてさようなら」と語りいつも頭の方で演奏する曲「RayD5」を。
 どっちかの曲で前に出てきたスギヤンがマイクを向けられコーラスを促されていて、「RayD5」ではやはりベースの音色をだいぶ変えてました。

  • Art Cube

さて本日の主催。
当初4名で結成されたArt Cubeは後に5名になるものの現在は3名で活動していますが、その構成が
Z様(Vo,デザイン担当/広島出身)、Yさん(Gt,作曲担当/福島出身)、Nさん(Ba,作詞担当/青森出身)
と東北出身者が半分以上を占めていることに気づいてからなんとなく親近感が芽生えてきました。


まぁそれはともかく衣装はコルセットので、1曲目「Pain〜Wing...」からZ様が鞭を振って激しくスタート。続けて、同じく激しい「虹化鏡」。
その後MCでZ様が前に出てきましたが、モニターに足を掛けようとして踏み外してしまったのか客席に落下してしまい
しばらく上がってこないので大丈夫かな、と心配でしたがなんとかステージに復帰。
しかし帽子が取れてしまっていたので告知しながら「メイクさーん!」と助けを呼ぶと、
少し経ってメイクさんがやってきたので、Z様はしゃがんでメイクさんに帽子を固定してもらいながらMC。


「こんばんは、Jupiterです」Art Cubeよ、お前もか。
落下したアクシデントでライブの日付を忘れてしまったというZ様でしたが、
「Z様、Twitterをやっていてそこでライブの告知もしております!
 ですので、皆様フォローしていただいて告知だけ見たらフォローを外してもらって構いません!
 フォロワーが一瞬だけ一気に増える…みたいな(笑)」
「Art Cubeを初めて見る方もいらっしゃると思いますが、入門編としては…えーっと…オムニバスアルバム?じゃなくて…
 あっベスト!ベストアルバムを買っていただければArt Cubeというバンドがだいたい分かっていただけるかと思います」
 そのベストアルバムがコチラ↓。

Art Cube

Art Cube

 ただ、ちょっとここで私個人の見解を申し上げると、ベストアルバムにはライブの頭の方でよく演奏される「虹化鏡」と終わりの方でよく演奏されている「失楽蝶」が収録されていないので
 その2曲が収録されているミニアルバム、「螺旋月」も入門編としてお勧めです(回し者か)。 
螺旋月

螺旋月



ポップな「同未来」やジュリ扇を振り回す「暁の舞」など'90年代を感じさせる(と思う)曲が続き、2度目のMC。
「こんばんは、Jupiterです」まさかの念押し。
Z様曰く「ギターのYさんが『推していけ!』と」だそうで。
あとCDを一人一枚買うとZ様の胸が膨らむとか、
Jupiterの最初のライブで対バンしたことによって、Jupiterの名前を見る度にArt Cubeを思い出してください!とか
「Jupiter」というタイトルでアー写は載せないボヤっとしたジャケットのCDをJupiterと同じ日に出して
間違って買っていかれるのを期待します!とか商魂逞しいMCが続きます。


最後の方にはお馴染み「失楽蝶」で盛り上がりましたが、〆は歌モノの「色描写」でしっとりと。
アンコールは無かったです。