MIsaO Lab.

Moi dix Moisとかのライブレポがあったりなかったりします。

Beyond the Gate

Beyond the Gate(初回限定盤)

Beyond the Gate(初回限定盤)

ついに発売!ビヨンド・ザ・ゲート!!私は先日フライングゲッツしてしまいましたが…
その感想は…ん〜っっイっイっっ!!
ああーやっぱMana様の曲好きだぁー。やっぱ揺ぎ無いモノがこの人の中にあるわー。
ではとりあえず一曲ごとの感想を…
The other side in blood(SE)
SEと思って侮っていた…ブックレットに示された死の荒野を彷徨う私の恐怖そのもの。
Eternally Beyond
HPのフラッシュで流れてた曲ですな。正統派モワディスの香り。
イントロから30秒くらいがめっさ好き。
deus ex machina
前曲を正統派とするならば、こちらはいい意味で裏切られた曲。
今までのMana様デジタル曲とはまた一つ違う空気を感じた。
SethとKのボイスがいい形で絡み合っている。
Vain
正統派ハードロック&ヘビメタみたいな感じ?
(自分はHR/HMの定義をよく知りませぬ…なぜならこの曲を聴いてぱっと思いついたのが世紀魔IIだから)
逆に、曲の後半部分ではMana様が昔から持っているであろう旋律を垣間見ることができた。
(まだ聞いたことはないが、多分第一期MALICE MIZERはこういう曲をやっていたんじゃないか、
という勝手な妄想を私は持っている)
Deflower
この曲の女性コーラスの使い方は随一である。
まるで混沌の中から私の前世の扉を抉じ開けるような強烈なパンチ力を持っている。
こんなに優しい旋律なのに、逆に地に伏し、死を迎えようとしている私への鎮魂歌のような恐ろしさを感じた。
それは、このアルバムではあまり聞かないピアノやチェンバロの旋律からも同様である。
緩やかだからこそ、怖い。
unmoved
ライブで既聴の曲だが、こうして歌詞を見るとこのアルバムの中に組み込まれるのも頷ける。
自然に体が動く。左右にフリフリ。
The other side of the door
これもインストだと思って侮ってはいけない。こちらは逃れられない事への恐怖?
全体的に…
アルバム全体として音がまとまってるなーと。
前作は女性ボーカルやコーラス、ボーカルやドラムなど個々の音はいいんだけど、時にちぐはぐな印象を感じた。
今回はそれがなく、曲の核(ギター)から外れることがない。
たぶんリズムは打ち込みだからだろうけど、自分は打ち込みは打ち込みで好きなのでそう感じたのかなと。
というわけで現段階のお気に入りはEternally Beyond、deus ex machinaが二大巨頭かな。
でも通して聞くと全部いいや。曲が少ない分濃くてたまらない。
あと、今までシンフォニックサウンドとか言われてた(と思う)けど、自分は今回初めて
シンフォニックだなーっと思ったっす。
おまけ
↑多分興奮で文章がしっちゃかめっちゃかだと思います。
しっかし、このまま悪魔城ドラキュラサントラに入れても違和感ないデスよー。
今回は特に山根ミチル女史のカテゴリにぶち込みたいー。