MIsaO Lab.

Moi dix Moisとかのライブレポがあったりなかったりします。

Deep Sancutuary V at 赤坂BLITZ

(Rev.1 とりあえずセトリ)
【ZIZ Setlist】
SE.
1.JEEZ
2.PEEKABOON
3.DOPE
4.SO8
5.DOVE
6.SPIEGEL WELT
7.SIGN
8.SUPERBSAW


Moi dix Mois Setlist】
SE.sacred lake
1.Metaphysical
2.front et baiser
3.Beast Side
4.Solitude
5.tentation
6.Immortal Madness>「deep love!」
7.dead scape
(MC)
8.Material Death
9.Ange - D side holy wings -
10.Je l'aime
SE.En Lumière


MALICE MIZER Setlist】
SE.古のルーマニア(的なの)
1.Transylvania(vo:Yu〜ki,Gu:Mana,Ba:Kozi,Support Dr:Hayato
2.Beast of Blood
3.N.p.s N.g.s


enSE.au revoir(インスト)

生誕典礼祭 〜Mana様Birthday〜 at SHIBUYA WWW


【Set List】
1.En Lumière(SE)
2.unmoved
3.Witchcraft
4.Gloire dans le Silence
5.deflower
6.Invite to Immorality
7.Nocturnal Romance
8.L'intelieur Dix(SE)
9.tentation
10.front et baiser
(MC)
11.MAD INGRAIN(Sugiya+Hayato Session)
12.Dead Scape
13.Perish
14.Immortal Madness
15.Material Death
16.Twilight Flower
17.Embrace
18.Beast Side
19.Ange -D side holy wings-
20.monophobia


en1.Pegeant



・衣装は黒系。前日は黒だったSugiyaの髪が赤に。


【Topics(1)】
・登場時、SethはMdM魔法陣の旗を持って登場(すぐ袖に投げたが)。
・「unmoved」後、さっそくMana様からの伝言ということでMC。
 Seth「最近のMoi dix Moisは白やキンキラキンの衣装を着ることも増えたが、初期の頃は黒い衣装を着て
 ライブをサバトと呼んでいた。今日は久しぶりにサバト仕様で行こうと思う。サバトだから服を脱ぎ棄てろ!」
 そして「俺も脱ぐ!」とMmMのロングジレ(Dis infernoのパンフにも載ってた初期のもの)を脱ぐSeth。


【MC】
・Mana様が袖にはけ、ハッピーバースデーオルゴールバージョンのBGMが流れる。
 Seth「サバト楽しんでるかー!?…って、このBGMと合ってないけどな(笑)
 今日はMana様の生誕典例祭!しかし主役のMana様がいない!今日はサバトなのでMana様を『魔王様ー』と呼ぼう!」 
 しかしこの辺り、魔王様と大魔王様の呼称が混在し、どっちで読んでいいのか正直戸惑いました。
 とりあえず「魔王様ー!」と呼ぶと、拳を握りしめイカつく歩き方でMana様登場。飴を投げます。
・しかしメンバーが演奏するロックバージョンハッピーバースデーに合わせて横揺れするMana様はいつも通りお茶目さんでした。
・再度、Mana様からの伝言。
 「今年は2日続けての生誕典例祭。2daysというのはMoi dix Moisワンマンでは初めてではないだろうか?」
 Deep Sanctuary2のツアーでは2日連続もありましたが、ワンマンということであれば初かもしれません。
 「昨年も少し間は空いたが2回生誕典例祭を行ったので、この2年で私は4歳年をとってしまったのか!?
 …しかし私はヴァンパイアなので皆様の血を吸って若返ることができるのです。さぁ、『私の血を吸って〜』と叫んでいただきたい!」
 観客が\私の血を吸ってー!/と叫ぶと、Seth「俺が前の方にいるからか、男性の声の方がデカい気がする(笑)」と。
 またRyuxが「兄ちゃん、俺の血も吸って!」と話しかけると、
 Mana様がSethに耳打ちし「乙女の血じゃないからダメだって(笑)」と伝言、Mana様腕をクロスさせバツ印。
・Seth「来たる8/7、Deep Sanctuary Vを赤坂BRITZで開催!ゲストはZIZ、そしてYu〜ki伯爵!!」
 MdM・ZIZ両メンバーであるSugiyaはピクピクっと顔で反応。
 Seth「8/7は伯爵の誕生日前日だ!『私の血を吸って〜』と皆が叫んでいるのを聞くと伯爵も喜ぶだろう!」
・Seth「そして今日はMoi dix MoisにSugiya&Hayatoが参加してから10周年!」
 Mana様が袖にはけ真紅の薔薇の花束を2つ持ってくる。
 Sugiyaには肩を抱きながら、ドラムセットを挟んだHayatoにはシンバルを素手で叩きながら花束を渡すMana様。
・2人から一言!ということでまずはSugiyaから。後ろの立ち位置で話始めようとしていたが、Ryuxに促され前に出てくる。
 Sugiya「皆さま、漆黒していらっしゃいますか?…10年も経つとパスポートの期限も切れますよね。
 難解なボスの曲をより難解にすべく、これからも精進していく所存です」
 …より難解にしちゃうんかーい!と心の中でツッコミました。
 Hayato「(声援を聞くためにイヤホンを外しながら)10年ひと昔といいますが、過去だけじゃなく、
 今が一番カッコいいバンドであるようこれからも精進していきます」
 …多分2人とも"精進"という言葉を使っていたのがストイックだなぁと。


【Topics(2)】
・MC後、フロント3人ははけSugiyaとHayatoによる「MAD INGRAIN」を元にしたセッションが始まる。
 時には交互に、時には同時に披露される2人の職人芸を堪能。濃密な時間でした。
・その勢いのまま「Dead Scape」のイントロが始まり、フロント3人が煽りながら再登場。
・「Immortal Madness」でもせっかくなのでSugiyaとHayatoからお題をもらおうということに。
 Sugiya「無茶振りしますね。…本っ当に無茶振りしますね」
 大事な事なので2回言いまし(ry
 Sugiya「え〜、『漆黒してますか?』は前にやったので…
 では少し我儘を言わせてもらっていいですか?広島弁で『漆黒よるん?』で」(にアクセント)
 Sethが「よるん?」と確認する場面も。
Hayato「(バスドラを刻みながら)10年間、様付けれ呼ばれている方の傍にいて自分も呼ばれてみたくなりました!(笑)
 たぶんスギヤンも同じだと思うので、1回目は「スギ様ハヤ様!」2回目は「(手を広げて)おめでとうございます!」で(笑)」
・「Ange -D side holy wings-」の全員集合時、頭を預けてきたRyuxに対し笑顔で頭を抱き寄せたSugiyaにほっこりしました。

生誕典礼祭 〜Mana様Birthday〜 at Mt.Rainier HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE


【Set List】
1.En Lumière(SE)
2.Dialogue Symphonie
3.monophobia
4.forbidden
5.SE〜Solitude
6.Invite to Immorality
7.Nocturnal Romance
8.A Lapis Night's Dream(SE)
9.Lamentful Miss
10.Beast Side
11.Night Breed
(MC)
12.tentation
13.Perish
14.Immortal Madness
15.Dead Scape
16.Twilight Flower
17.Embrace
18.Material Death
19.Je L'aime
20.Divine Place
21.En Lumière(SE)


en1.Pegeant



・衣装は白×金の金部分を青(Mana様)or赤(他メンバー)に変えた感じのもの


【MC】
・「Night Breed」の後、袖にはけたMana様に対し純真な乙女の気持ちで手を胸の前で組ながら目をウルウルさせ
 斜め45度の角度で見上げ「ジュテームMana様!」と叫ぶと、
 なんと2Fの客席下手扉からMana様が登場し飴を投げまくる。また上手側の扉からも登場し飴を投げる。
 この時下手組が「ヒャッハー」な表情をしていたのは言うまでもない。
・その後Mana様は1Fの客席後方扉から再登場、ここでも飴を投げながら歩き始めるがすぐに無くなる。
 通路中央を通りながらステージに上がったMana様、手持ちの白熊のヌイグルミの中袋がデローンと飛び出していたのに気づき押し戻す。
・「Mana様からの伝言」が始まる際、Mana様はニューグッズのマフラータオルを両端の魔法陣が見えるように首からかける。
・同じくNewグッズの本「Game inferno ULTIMEATE」紹介。ゲームラボで3年7か月連載していたコラムを1冊にまとめたもの。
 SugiyaがRyuxに渡し、2人はパラパラと読み始める。
 Seth「オールカラーです!再販はしない予定なので、是非この機会にお買い求めください。ゲームに興味が無い方もこれを読んで興味を持ってもらえたら嬉しい」とのこと。
 Seth、Mana様からの伝言を読むのに夢中で本をガッツリ読んでいたSugiyaとRyuxに後から気づく。
 終わり際、SugiyaがRyuxから本を回収。
・Ryuxも3月生まれなので、Mana様からの提案でお客さんが「ハッピーバースデーRyux!」とコール。
 Ryux「楽しー!本当にサプライズだったので驚きました(笑)」
・「アルバムは水面下で進行中、もうちょっと待っててね」とのこと。
・「SNS、楽しいですね〜。しかし、明日来る人達の為に、今日何々の曲やったよという情報は書かないでおいてくださいね。
 Moi dix MoisTwitterアカウントは誰もフォローしていないが、まぁ個人のアカウントでもないのでこのままでいいかも…」
 とここでSethが「Mana様は孤高であってほしいので、そのままでいいんじゃないでしょうか」という個人的なお願い。
・「今回は近年演奏していなかった曲を演奏した。今のメンバーは初めてやる曲もあるので、新曲のように感じたことだろう。
 後半戦も腐腐腐…な曲を用意しているので期待しててね」とのこと。


【Topics】
・「Dialogue Symphonie」のラストサビ前でSugiyaがメロイックサインを胸に当て熱唱する仕草。
・「Solitude」のSEは聞いたことあるようなないような。
・「tentation」はリメイクされた「Last Temptation」ではなく1stAlverでキーも同じ物。
 ただSethの歌い方は「Last〜」の方も含まれていた印象。
・「Immortal Madness」、今回は「キャッハー!」。Sethによると「ヤッホー!」と同じイントネーション。
 Mana様からの耳打ちで「ロック風に!巻き舌で!」と追加注文が入り、Sethの説明が「キャッホオォォォイ!」のようにテンションが上がる。
 Ryuxもやってみたらデスボイスで「ビャッハー!」と邪悪な感じに。
・アンコール、SethはMdMパーカーで再登場し、パーカー再販のお知らせ。Mana様はブラウスの襟を外し胸元を開ける。
・Pegeant後はメンバー一人一人が中央の階段から下り、客席の中を通って退場。

Dis inferno XIII〜LAST YEAR PARTY〜 at duo MUSIC EXCHANGE


【Set List】
1.The Pact of Silence(SE)
2.新曲(Diabolus et angeli)
3.新曲(マテリアルデス?)
4.deflower
5.新曲(Embrace)
6.front et baiser
7.Perish
8.the Prophet
(MC)
9.In paradisum
10.The seventh Veil
11.Night Breed
12.新曲(Twilight flower)
13.Immortal Madness
14.Dead Scape
15.新曲(Beast Side)
16.Ange -D side holy wings-
17.Je l'aime


en1.deus ex machina(Part Change:Vo.Seth/Gu.Sugiya/Gu.Hayato/Ba.Ryux/Dr.Mana)
en2.Vizard
SE.威風堂々



衣装は黒×金。


【新曲】
3曲目に演奏された本日初披露の新曲は、インダストリアルな入りから全体的に疾走していて中盤のツインギター(+Sethの八の字ヘドバン)などありカッコいい曲。
RPGの燃える戦闘曲のよう。


【MC】
・Mana様からの伝言『皆楽しんでますかー!?』からのRyux加入1周年、Seth10周年の紹介&挨拶。
 SethにはMana様から10本の真紅の薔薇がプレゼントされ「10周年だから10本ですか!?」とナイスな所に気が付きます。
 花束を抱えたままバインダーを読み上げるSethが大変そうなので、花束を預かりに駆け寄るRyuxもナイス。
 そして「『10周年を迎えた感想をSeth君に語ってもらいましょう!』…って僕ですかw」とコメントを求められたSethは
 「実家にも飛行機で帰ったことがないのに、いきなり海外へ行くことになったが
 カツオU.K(Mana様の従兄弟)さんに飛行機に乗るときは靴を脱ぐからスリッパが必要だから!と言われたので買って行った。
 …嘘をつかれたことに気づいたのは空港に着いてからだった。でも機内ではスリッパを履いて快適だった」と初期のエピソードを紹介し
 残りは魔導書で語りたいと思います、とのこと。
・Mana様BirthdayLive"生誕典礼祭"、3/20にat Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE、3/21にShibuyaWWWと2daysで開催!
 また、その月はSugiya&Hayatoのリズム隊が加入10周年でもあるということで、『リズム隊のスペシャルセッションなどがあったりなかったり…』
 とMana様からのコメントをSethが読み上げている間、2人は「聞いてる?」「聞いてないよね?」的な表情で見合わせた後
 おもむろにセッションを始めたので、「まだ(10周年)迎えてないよ!」とSethがツッコミ。
・そして『続々と曲が増えてきているので(この間Ryuxが指折り数える)、来年はアルバムの年にしたいです』とコメントを〆ました。


【Immortal Madness】
・Ryuxが地声で「オイ!オイ!」と叫ぶ所から始まる。
・ひとしきり煽った後、Hayatoがバスドラを刻みながら「皆に会いたかったのは俺たちだけですかー!?皆の想いを聞かせてください!!」と煽ったかと思えば
「いい子の所にはサンタさんが来ますが、漆黒な我々の所には青いサンタが来るみたいだぞー!?」とクスッとするような煽りも。
・Mana様がジャックダニエルの瓶を持ってきて、Ryuxに手渡す。
 Seth「今年の餌食(or生贄)はRyuxだー!」
 瓶の1/3くらい飲んだRyuxが「兄弟の盃じゃー!Mana兄ちゃんー!!」と叫ぶ。
 するとSethがステージを右往左往し「お前も!お前も!皆Ryuxになれ!」と客席を指し始めたので(聖飢魔IIみたいだな…)と思ってたら、
 ホントに「お前らもRyuxにしてやろうか!」と言った上Ryuxが蝋人形の館のイントロを弾いた。聖飢魔dixを思い出した。
・で、今回のImmortal MadnessはRyuxに倣って「Mana兄ちゃん!」………ええ言いにくかったです。


【encore】
・マーティンTシャツに青いちゃんちゃんこを羽織ったMana様がドラムスティックを持って登場。
 セッションのメンバー紹介、Ryuxが"栓抜き"ベースをやるということでギターはSugiya、というレアな光景に
 Ω ΩΩ< な、なんだってー!!と心の中で思ったディストは少なくともdix人はいただろう(えっ少ない?)。上手ギターはお馴染みHayato
 メンバーが出てきたときにRyuxが各人とハグってたような気がします。
・そんなスペシャルな編成で演奏されたのはdeus ex machina、確かにドラムの刻みがいつもと違います。
 しかもSugiyaが「your next!!」とマイクで叫んでます。Moi dix Moisでは初めてです、激レアです。
 Hayatoが下手にやってきてSugiyaと向い合せでギターを弾いているのを見て、リズム隊によるツインギターが実現したことにほっこり。


・演奏後、シャウトしたSugiya先生に対しSethが「大きい声出せるじゃん!皆さん、今度からMCの時に聞き耳立てなくていいです(笑)」と言ってた時、
 先生が「余計な事言うんじゃない」的な無言の抗議なのか右半分だけ顔をピクつかせてました。
 (その後Sethから「まぁシャウトは忘年会だから特別だけどね」とフォロー)
・ラストのVizardの時に小風船が幾つか入った大風船が飛び交います。演奏しているステージのメンバーは風船に当たったり打ち返したりしてなかなか大変そうです。
 シンバルか何かのドラムセットに当たって大風船が割れてましたし。
 なおヘドバンしていたのに風船が当たったらヘドバンが止まったSugiya先生が面白かったです…いえ本人はやっぱり大変だと思いますが。
・そして演奏後、小風船を一つ抱えていたMana様、Sethの方を向いたままノールックで客席へスパーンと放った突然の行為に
 「えっちょっw」とメンバーと客がツッコミモードに。
・加えて、「un!deux!trois!dix!!」でジャンプをする為に5人で手を繋ぐ時、新作グッズのパーカーアピールの為かポケットに手を突っ込んだまま出さず、
 またもや突っ込まれていたMana様。
 という感じで最後はお茶目なMana様が見れましたが、去り際にRyuxの肩など抱いてて労ってました(うろ覚え)。



本日の新作グッズ、パーカーとフェイスタオル。

文体がとっ散らかってるのが辛いですが、まぁリハビリということで。

ファミコン攻略本ミュージアム1000

ファミコン攻略本ミュージアム1000 (GAMESIDE BOOKS)

ファミコン攻略本ミュージアム1000 (GAMESIDE BOOKS)


親にゲームソフト購入を制限されていた子供の頃の一時期は、ゲームで遊んでいた時間より、
数百円で買った古本の攻略本を眺めていた時間の方が多かったかもしれません。
自分が物心つくより前の時代に出たゲームや書籍に出会えるのが楽しくて、中古ゲームショップにしょっちゅう行ってました。


覚えている限りで初めてのゲーム書籍との出会いは、カバーの外れた「スーパーマリオブラザーズ2」の攻略本(なおディスクシステムは持ってなかった)と
わんぱっくコミックの「スーパーマリオブラザーズ2 全3巻」(沢田ユキオさんの)と「たけしの挑戦状」の攻略本(虎の巻の方)あたりでしょうか。


そんな感じでしばらくソフト所持の有無に関係なく攻略本を買い漁ってましたが、
確かMALICE MIZERのファンになったあたりで、本棚を大整理し結構な数を手放したこともありました。
しかし2004年あたりから中古ゲームショップ通いが再開し、少しずつまたゲーム書籍を買うように…
その頃はまだ徳間書店のFF2攻略本上下が1冊100円で買えたりとプレミア感はなかったんですが、
それからは昔通っていたゲームショップはほぼ無くなるし、逆に一通り揃えたお店が増え、
そういうところは価値がわかっているのでソフトや攻略本に数千円の値が付いてたりとレトロゲーム市場に変化が訪れた、と実感した覚えがあります。
まぁ秋葉原に通うようになったりユーゲー関連をちゃんと読んだりし始めたのはもう少し後だったので、
その変化を感じた時期がメインストリームと同じかはわかりませんが。


さて本題ですが、最近発売された書籍「ファミコン攻略本ミュージアム1000」はファミコンの攻略本を全て表紙写真付で紹介するという素晴らしい一品です。家宝級です。
本を読んでいくと、「大整理した後でも持ち続けている本」「昔持っていたけど泣く泣く手放した本」
「大人になってから読み返したくなって多少値が張っても買い直した本」「表紙を見て持ってたことを思い出した本」などなど様々な思い出が蘇ってきました。
以下、本ごとの思い出をつらつらと。

まだエニックス出版から公式攻略本が出る前の本ですね。オリジナルイラストに味があります。武具とか。
DQIの方は楽譜やクイズがついてて色々と楽しいです。ローラ姫を助けなくてもクリアできる件も紹介されていて、すねるローラ姫のイラストが載ってました。

上述した100円で買った本です。序盤のうちにミシディアで武具購入とか載ってたような。
同ページのFFIの方は見たことないので欲しいかも。

  • p12「デジタル・デビル物語女神転生II完全攻略本」

文中に「!!」が多用されていてテンション高いです。金子一馬さんのイラストが多用されていて重厚な雰囲気出てます。
もう1つのエンディングは意味深なエピローグにて匂わされてますね。

実家には無いけど、この沢田ユキオさんのイラストと表紙の色合いに見覚えがあるのでたぶん持ってた一冊。
…この本とは関係のない余談ですが、函館で買ったマリオ3の攻略本が独特(マップイラストが手描き感満載)だった印象があります。一回り大きめの本だった記憶。

これは大人になってから買い直した一冊。「スーパーマリオブラザーズ」以前、サードパーティーにハドソンとナムコが加わったあたりのものでファミコンブーム初期の雰囲気が味わえるような気がします。
ところでこの大百科シリーズの中で、「忍者じゃじゃ丸くん」で助けたニセさくら姫と一緒にじゃじゃ丸が戦う(たぶん「じゃじゃ丸の大冒険」の)コミックがあったと思ったんですが、
この攻略本ミュージアムの中では紹介はありませんでしたね。自分の思い違いだったんだろうか。

攻略本大博覧会で成沢大輔さんが手がけた本として紹介されていた一冊。
自分は手放してしまいましたが、この表紙のイラストを模写した記憶があります。

これも大人になって買い直した一冊。このおかげで「ロードランナー」のマップは知らないが「チャンピオンシップロードランナー」のマップは知っているという珍現象発生。
毛利名人による「ゼビウス1億点への道」は、血走った眼でプレイする挿絵もあってその壮絶さに「なぜこんな思いをしてゲームに取り組むのだろうか…」と
ある種の恐怖を覚えました(今見るとなんてことないんですが)。

自分的に「ドルアーガの塔」の攻略本といえばコレ。宝の出し方は「こんなんノーヒントでわかるか!当時のプレイヤーはすごいなぁ」と未だに思います。

この「スペシャル」を本屋で買って初めて「マスターズクラブ」や「HIPPON SUPER!」の存在を知りました。その後DQ4→3の順で購入。
DQ3の堀井さんインタビューでは呪文名・自動回復・地名の由来・仕様書など深いところまで語られていて、ファン必見かと。
DQ4になるとグッと投稿者が増えた印象。新システムに対するユーザーの意見がアツい。4とは直接関係ないけど、誌上RPG(ハガキによるゲームブック)はよくこれをまとめたなぁ…と感嘆。
スペシャルで「DQ6に新登場するパラメータはズバリ"かっこよさ"だ!」と的中させた方がいたのはお見事。

それぞれ厚くて読み応えのあるシリーズ。WIZ、やっぱりIIは出てないですよね?

ゼビウスエキサイトバイク・F1レース・マリオブラザーズマッピーの攻略本。5冊で1セット。
ソフトは1本も持っていなかったのに、この大全集は持ってました。

デザインが好きだった印象。同社の「スーパーマリオワールド」の攻略本も持ってます。

買い直した1冊。これも、文中のちょっとした表現に時々ヒヤッとするものを感じたことがありました。
手放したけど、同ページの「まんが版忍者ハットリくんひみつ攻略法」も持ってました。同じ出版社だったのね。

APE編集。読んでるだけでも楽しいです。
中古で買った外伝の方には、セリカ軍の成長率のページにイージーモードのコマンドが書いておりました。

ソフトはFC版ではなくGB版を持っていましたが、これは手に取った記憶が有り。今また読んでみたい一冊。

夢の泉はエキストラモードクリアまでやり込みましたが、この本でまだ見ぬ隠し面「HAL」の存在を知った時は驚きました。

  • p80「ファミコン新拳奥義大全書巻の二」「同巻の四」p81「同巻の五」

DQ1〜3の攻略本。これも武器防具のイラストに味があります。

↑の3冊と異なり、これだけ鳥山明さんのイラストが満載(キャラの立絵と章扉。あと表紙?)。
アリーナが剣を持ってジャンプしているイラストがありましたがまぁご愛嬌。

  • p83「ファミコン奥義大全書まじかる☆タルるーとくんFANTASTIC WORLD!!」

クラスメートと従兄弟の家で少しプレイしただけですがこの攻略本は持ってました。後半面は難しそうだなぁと思いました。

持ってた記憶はないけど、この表紙に見覚えが…ちょっと中身を確認したい。

表紙のアルムっぽい人とセリカっぽい人が気になります。(なお中身には出てこなかったはず)

この表紙も見覚えが…絵柄がどこかで見たことある、と思いましたが「アイドル八犬伝」のキャラデザの方と解説が有り納得。

人生に大きな影響を与えた1冊(いや3冊か)といっても過言ではありません。
只野電次郎さんによる武具のイラスト、呪文解説のページが大好きでした。

下巻、ロト編とはイラストのタッチが違っていて若干戸惑いました(呪文編は少女マンガ風、武具編はリアル風)が、まぁそれはそれ。武具のコーディネイト企画が楽しいです。
上巻で施設のマップがドットアイコンで描かれているのが好きでした。廃墟だと何とも言えない気持ちになります。

ロト1が出てないのにロト2とはこれ如何に?とタイトルに疑問を持ちましたが、まぁそれはそれ。
こちらも挿絵が只野電次郎さんで、サマルトリア王女が地獄の使いを捕えたエピソードで武器防具を装備したイラストが見れたのは良かったです。

この2冊、同じ出版社から出てたのか………。

読み応えありました。魔法の成功率表は圧巻。
第3巻の中表紙に妖艶な美女のイラストがあり「こんなキャラいたっけ?」と疑問が…それがラスボス暗闇の雲と気づくのはディシディアFFを知ってからでした。

(前述のマリオ3とは別の時期に)函館で買いました。デザインが好き。

物心ついた頃に家にありました。「営業マンの1日」では「700円以下の昼のランチ。15分以下で食べ終わる」という記述があり、
「大人はそんな制約の中でご飯を食べないといけないのか…」と世知辛さを感じた一冊。

APE編集のとは対照的に画面写真があまりなく、イラストと文章が考察のメインだった記憶。
隣の「外伝」の本は見たことがないので見てみたいです。

復刻版かと思ってたら、前の本のページ流用部分は漫画部分という解説を読み驚愕。これは元のファンブックも読みたくなりました…プレミアついてますが。


…これでFCの攻略本に関する思い出は9割くらい放出したと思います。


最後に巻末の「成澤大輔さんを偲ぶ」の項。
この2013.11.3@阿佐ヶ谷ロフトAの攻略本大博覧会には自分も参加しました。大変x256楽しかったです。
【攻略本大博覧会】 開催当日の様子→http://togetter.com/li/588165
にんじん卿さんがまとめてくださった当日のつぶやき↑、自分の連投具合からテンションの高さが伺えます。
そしてイベント後、タグを辿ってこられたと思われる成澤さんからリプライもいただきました。
(上記まとめにある風のリグレットクーロンズゲート、同一なのは著者じゃなくて編集者というご指摘もありつつ)
それもあって「よーし残りの感想も張り切ってつぶやくぞー」と意気込んだんですが、その後色々あってドタバタしてしまい2部以降の感想を綴ることができなかったのは心残りです。
成澤さんの手がけられた本では上記「女神転生IIのすべて」の他にも「女神転生十年史」や「女神転生I・II(サントラ)」、
「あるきかたシリーズ」「メタルスレイダーグローリーファンブックリマスター」など資料性の高い書籍が特にお気に入りでした。
もっとイベントやツイートで色々なお話を聞きたかったですね…。


さて近年、中古ゲームショップにずらっと並ぶ書籍やこの攻略本ミュージアムで「自分が物心つくより前の時代に出たゲームや書籍」について、
ファミコンの攻略本部分については概ね知ることができたことはすごく嬉しいです。子供の頃に夢見た世界なので。
その一方で、もう「未知の攻略本に出会えないのか…」という寂しさが少しよぎりました。
しかし攻略本ミュージアムで「掲載を見送った関連書がいっぱいある」と語られているように、まだまだ開拓すべき余地はあるのかなぁと思いました。
個人的にはまた沢田さんのコミック版「スーパーマリオブラザーズ2」を読んでみたいです。


以上。

生誕典礼祭〜Mana様Birthday〜追加公演 at Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

(rev.1 とりあえずセトリ)
Sold Outした3/22の追加公演。


【Set List】
SE.Secret Longing
1.Pageant
2.deus ex machina
3.Night Breed
4.Solitude
5.Invite To Immorality
6.Nocturnal Romance
7.front et baiser
8.新曲(Diabolus et angeli)
(MC)
9.新曲(Embrace)
10.Perish
11.unmoved
12.Immortal Madness
13.Dead Scape
14.新曲(Twilight flower)
15.The Other Side Of The Door
16.Eternally Beyond
17.新曲(Beast Side)
18.Ange -D side holy wings-
19.Je l'aime


en1.Pageant

-K追悼公演- 暗黒大典礼祭〜Scarlet Sabbath〜 in 渋谷CLUB QUATTRO

(rev.1 とりあえずセトリ)→(rev.2 箇条書き)

SE.The other side of the door
1.unmoved
2.新曲(Beast side)
3.the Prophet
4.deflower
5.Lamentful Miss
6.In paradisum
7.新曲(Diabolos et Angelus(仮))
(MC)
8.新曲(Twilight flower)
9.Pendulum
10.front et baiser
11.Immortal Madness
12.Dead Scape
13.Solitude
14.Night Breed
15.forbidden
16.Ange -D side holy wings-


en1.Je l'aime



【衣装】
Seth:赤髪立て、眼帯と一体化した?黒いバンダナ、2006年ビヨゲツアーと同じ?衣装、インナーに網
Mana様:黒髪、赤唇、赤い血の涙。透ける素材の長袖パフスリーブ(黒)にコルセット(黒)。開いた首元に赤クロスジュエル
    Twitter参照→https://twitter.com/M_d_M_official/status/519192338359259136
Sugiya:黒髪立て、右側に一部赤メッシュ?襟元ゆったりしたシャツ、黒ズボン、十芒星ペンダント?
Hayato:赤髪リーゼントのように立てて横剃りモヒカン、黒のストライプシャツ、十芒星ペンダント


そして…下手にはマイクスタンドと、台に乗せられ黒い羽根が飾り付けられたギタースタンドが。


【Topics(1)】
Hayato、Sugiya、Mana様、Sethの順で登場。
 Mana様はKのギターLe Monstre Sanglant(赤い方)を持ちながら登場。センターで掲げた後、下手のギタースタンドへ設置。
 下手に設けられた黒い羽根付きギタースタンドにギターを据えて定位置へ。
・1曲目はMoi dix Moisツインギターになったことで生まれた曲、unmoved。
 主のいないアンプにスポットライトが当たり、Kのパートが流れる…
・続けてKの為の新曲、Beast side。
Mana様が下手にやってきて先ほど設置したばかりのKのギターを手に取って演奏。Sugiyaは上手へ。
 Aメロのベースがかなりドゥルンドゥルン荒ぶっておりました。
・the ProphetのVoice、deflowerのコーラスとKの声が流れる曲が続く…
 Lamentful MissはSethが「この5人で初めて演奏した曲です」と前置き。ギターのハモりが聴こえる。
・3月にも演奏した曲、「天使と悪魔が織りなすシンフォニー」Diabolos et Angelus(仮)。
 天から降り注ぐようなコーラス、転調が激しくShadows Templeやthe Prophetのような壮大な世界観を感じます。


【MC】
・冒頭、Sethが自身の入院でライブが延期になった件に対する謝罪と、今はもう大丈夫というアピール。
・Mana様からの伝言「Moi dix Moisは新たな扉を開いていかなくてはなりません」
・告知済み10/11のDS4と、「次のライブが決まりました」12/7 ShibuyaWWWにてDis inferno vol.XII(12)開催のお知らせ。
・10/11はYu〜kiちゃん伯爵がプルプルしながら皆の質問に答えてくれるコーナーがあるとのこと。
 Mana様がSethに近づいて、「ステージで」を強調するよう指示。


【Topics(2)】
・初披露の新曲Twilight flower。黄色(おうしょく)に染まる花が云々、と前置き。
 Emの三拍子、タム回し、重厚な弦楽器、儚げな女性コーラスなどでノスタルジックな印象の曲。
・Immortal MadnessではHayatoがバスドラを刻みながら
「皆の熱い思いをステージに向けて思いっきり叫んでくれ!それがこの5人の願いだ!!」と何時にも増して熱く煽る。
・Night Breed、そしてAnge -D side holy wings-の前ではいつぞやのKの語り(Night Breedでは煽り)が…
 聞き逃さないようにいつも以上に声に集中していた。


【アンコール】
・衣装はそのままに、メンバー再登場。
 Sethが「皆の想いを乗せた手を掲げ、目を閉じて、十の鐘が鳴る間彼の為に祈りましょう…」と促す。
 メンバー・客席が手を掲げる中、増えてゆくすすり泣きの声…自分もここから次への流れで涙が溢れ出てしまった。
・そして「いつもはファンの皆さん一人一人に向けて歌う曲ですが、今日は、今日だけは、彼の為にこの曲を捧げます」と始まった最後の曲、Je l'aime
 イントロから涙声だったSeth、途中何度も涙で歌が途切れそうになったが、しっかり歌い切った。


・メンバー退場の時。
 まずはSethが自らの手に口づけた後、ボディーの先端にタッチ。
 前に出てきたHayatoは頭を掻き毟り倒れこむように身を屈め…去り際にスタンドに立っていたギターを抱きしめる。
 Sugiyaは客席から見て横向きになり、敬礼のような仕草。
・Mana様は再びKのギターを抱え、慟哭のように激しくディストーションをかき鳴らす。
 そしていつも自分のギターを掲げるように、横向きで目を閉じながら反り返ってKのギターを高々と掲げた。
 最後に中央を向き、片手で再度ギターを掲げたが、Mana様の表情は涙を堪えているようだった。 
 Kのギターと共にMana様が退場し、追悼公演は幕を閉じた。

公演後もMana様はBlogで「Moi dix Moisは、次なる扉を開いていかなくてはいけません。」と綴ったが、
その扉はとても固く、重く、厚く、何度も立ち塞がるかもしれない…とメンバーの鬼気迫る演奏を見て思った。
しかしそれでも「これからのMoi dix Moisも、よろしくお願いします。」と前に進もうとしているMana様、
そしてMoi dix Moisを私は今後も応援していきたい。


そして、Kさん。
前体制の頃からMoi dix Moisに加入して約10年ともなれば(他名義での活動も含め)思い出も数知れず…
それだけにたまに喪失感に襲われることあり、未だ完全に気落ちが落ち着いたわけではないけれどひとまずこの言葉を。
…今までありがとう、どうか安らかに。